【記者のひとこと】「自動化」で生き残るには?
iPhoneユーザーの皆さんはiOS 12から実装された「ショートカット」アプリを活用していますか?自分がよくやっている定型操作をアプリ内に覚えさせることで、一連の操作を自動化してくれる優れものです。iOS 13ではこのアプリに「オートメーション」という機能が追加。これまではアプリを開いて設定したフローを実行しないといけませんでしたが、「Bluetoothを接続したとき」や「特定のアプリを開いたとき」といった自分の行動をトリガーにしてフローを実行できるようになりました。まさにスマホ版RPAのようなもので、ちょっとした操作がいらなくなるだけで随分と快適になりました。
こういった機能を見ると、ここ最近は本当にいろんな企業が自動化に取り組むようになったと感じます。法人向けサービスではSlackがワークフローを自動化する機能を付けたり、SAPがRPAツールの提供を開始したりしています。ついこの間まではとても先進的な響きを持っていた「自動化」というフレーズが身近なものとなってきたように思います。
一方で大変なのはRPA専業ベンダー。競合は増えていく一方ですが、専業ならではの自動化が差別化要素となるようです。(銭君毅)
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