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「QUICPay」の20%還元に注目、スマホ決済の人気ランキングも話題に

【話題のニュースダイジェスト】 11月1日から7日までの期間、「BCN+R」で注目を集めたのは、家電量販店のスマートフォン(スマホ)決済で「QUICPay」が20%還元という記事だった。また、スマホ決済の人気ランキングについても多く読まれた。さらに、カメラグランプリや「いきなり!ステーキ」のクーポン、液晶テレビも話題になった。ニュースを振り返る。

家電量販のスマホ決済対応は「QUICPay」が20%還元

 QUICPayに対応する家電量販店は、エディオン、100満ボルト、ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、ヨドバシカメラ、上新電機、PCデポ。QUICPayの種類には、カードタイプ、モバイルタイプ、その他コイン型の3タイプがある。このうち、スマホ決済対応のモバイルタイプは、「おサイフケータイ」対応のスマホでQUICPayモバイルとGoogle Pay、Apple Payに連携している。
 
QUICPay対応の家電量販店

 Google PayとApple Payに対応していることで、12月15日までJCBが実施している大型キャンペーン「JCBでスマホ決済!全員に20%キャッシュバックキャンペーン!」が使える。スマホにApple PayまたはGoogle Payを設定し、キャンペーンの参加登録を行った後に、QUICPay加盟店で、JCBカードを設定したApple PayやGoogle Payを利用すると、カード1枚当たり、キャンペーン期間中の利用合計金額の20%(最大1万円)をもれなくキャッシュバックするという内容だ。

スマホ決済サービスで「PayPay」の次に人気なのは?

 スマホアプリ紹介サービス「Appliv(アプリヴ)」を運営するナイルが、2019年10月11~18日に実施したアンケート調査によると、「利用したことがあるスマホ決済」でPayPayが37.6%で最も高く抜きんでた。続いて、楽天ペイ(24.2%)が2位、LINE Pay(23.0%)が3位という結果になった。
 

 調査は、20~70代までの無作為に抽出した男女1075人のうち、何らかのキャッシュレス決済を利用したことがある893人を対象に「利用したことがあるコード型スマホ決済」(複数回答の重複あり)について聞いたもの。ナイルは、19年4月にも同じアンケートを実施。その際は、楽天ペイ(13.1%)とLINE Pay(12.9%)の差が0.2ポイントの僅差だった。今回は、1.2ポイントの差がついたことになる。

発売前のカメラがグランプリ受賞?

 ニコンは10月31日、「ミラーレスカメラ『ニコン Z 50』が、『デジタルカメラグランプリ2020』において、最高位となる総合金賞<ミラーレス>を受賞しました。」と発表した。しかし、このZ 50は、発売前の製品。ニコンでは「2019年11月下旬発売予定」としているのみで、まだ具体的な発売日すら決まっていない。ユーザーが店頭で実機を触る機会を待たずに、「総合金賞」を受賞した、という知らせに大いに疑問を感じた。あたかも人気のある商品のように発売前から喧伝するのは、消費者を惑わすことにならないのか。
 

 「デジタルカメラグランプリ」は、主に音楽やAV情報を扱う出版社、音元出版が主催するもの。選考対象は「発表済みの製品」で、発売前でも問題ないとしている。担当者によれば、「ご批判もあるかもしれないが、今年で12年目。一定のご評価はいただいている。過去にも、発売前の製品が金賞を受賞したこともある。グランプリは店頭を重視しており、量販店がこれから売りたいモデルをおすすめするもの。これを買っとけば失敗はない、という視点の賞だと受け止めて欲しい」という。

Yahoo! JAPANアプリで「いきなり!ステーキ」のクーポンタブ

 ヤフーは、Yahoo! JAPANアプリ(iOS/Android版)とスマートフォン(スマホ)ブラウザー版のクーポンタブで「いきなり!ステーキ」のクーポン配信を11月1日から提供している。
 

 配信しているのは、「ワイルドステーキ300g(税別1390円)」の50円引き、「ワイルドステーキ450g(1850円)」の50円引き、「ワイルドハンバーグ300g(1100円)」の50円引き、「トッピング(ブロッコリー、インゲン、オニオン、大根おろし、ソテーニンニク)」の1品無料だ。

液晶テレビ市場でハイセンスが浮上

 全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、液晶テレビの週次販売台数で、Hisense(ハイセンス)がパナソニックとソニーを抜いて3位に浮上していることが分かった。
 

 ハイセンスの販売台数シェアは、消費増税前の9月は伸び悩んでいたが、増税後に一気に加速。ライバルのシェアが落ち込む中、順調に右肩上がりを続け、10月4週目には僅差で3位に躍り出た。画面サイズ別の販売台数比率をみると、増税後はハイセンスの得意とする20~30型台の需要が伸びており、シェア拡大を後押しした。


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからPOSデータを通じてスマートフォンやデジタルカメラ、4Kテレビなどの販売台数・金額データを毎日収集・集計しているデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。