【話題のニュースダイジェスト】　10月25日から31日までの期間、「BCN＋R」で注目を集めたのは、PayPayに関する記事だった。「PayPayくじ」「ソフトバンク日本一キャンペーン」「100億円相当あげちゃうキャンペーン」など、さまざま。また、いまメインで利用しているQRコード決済は何かについても多く読まれた。さらに、楽天モバイルの無料サポータープログラム関連の記事も話題だった。ニュースを振り返る。

ハズレのなかった「PayPayくじ」

　Yahoo! JAPANは10月25～31日の7日間、「毎日合計1000万円相当が当たる PayPayくじ」を実施した。一つのYahoo! JAPAN IDにつき、1日1回くじを引くことができる。ハズレはなく、豪華賞品や最大100万円相当のPayPay残高（PayPayボーナスライト）などが当たる可能性のくじだった。
 
　「毎日1000万円相当」は、キャンペーンの賞品合計から算出した1日当たりの平均額。PayPayボーナスライト以外の、クーポン券やフルーツ1年分などの豪華賞品も含まれた。PayPayボーナスライトは、最大が100万円相当、次いで10万円相当、1万円相当、1000円相当、100円相当、1円相当だった。

日本一キャンペーンの最大100万円相当アクセス殺到で延期に

　福岡ソフトバンクホークスの「SMBC 日本シリーズ 2019」優勝を記念してソフトバンクが実施している「ソフトバンクホークス 日本一キャンペーン」。なかでも注目度の高い「誰でも参加可能！ 10万人に当たる！ 全国で使える最大100万円相当のPayPayボーナスが当たるキャンペーン」が、アクセス集中にで延期になった。
 
　キャンペーンは、10月24日～11月30日まで、専用ページからスクラッチくじに参加したユーザーの中から、合計10万人に全国のPayPay加盟店やオンラインショッピングで使用できる、最大100万円相当のPayPayボーナスをプレゼントする企画。10月25日15時の時点で、同キャンペーンページに「延期のお知らせ」が掲載された。

実質最大25％還元「100億円相当あげちゃうキャンペーン」

　ヤフーは、11月1日からオンラインショッピングモール「PayPayモール」で買い物をすると、会計金額の最大25％相当がスマートフォン（スマホ）決済サービス「PayPay」の電子マネー「PayPay残高」などで戻ってくるキャンペーン「PayPayモールで100億円相当あげちゃうキャンペーン」を実施する。期間は2020年1月31日まで。付与総額は100億円相当。
 
　期間中にPayPayモールでPayPay残高を利用して支払った場合、通常時に付与する「ストアポイント」としてTポイント1％、キャンペーンの得点としてPayPayボーナスライト9％（付与上限1万円相当/月）、ソフトバンクスマホユーザー特典のPayPayボーナスライト5％、Yahoo!プレミアム会員特典のPayPayボーナスライト4％、PayPay残高払い特典のPayPayボーナスライト1％、国の補助金事業「キャッシュレス・ポイント還元事業」の対象ストアでPayPayボーナスライト5％で、実質最大25％相当が戻ってくる。

MMD研究所が「QRコード決済の支払い方法に関する調査」を実施

　MMD研究所は、スマートフォン（スマホ）を所有する18～69歳の男女3万5000人を対象に9月27～30に期間で「QRコード決済の支払い方法に関する調査」を実施した。3万5000人のうち、普段の支払い方法で「QRコード決済」と答えたのが約22.5％（n＝7876）。現在、メインで利用しているQRコード決済で最も多かったのが「PayPay」で44.2％だったという。
 
　次いで多かったのが「楽天ペイ」が17.1％、「LINE Pay」「d払い」が13.6％。クレジットカード連携できるサービス（PayPay、楽天ペイ、LINE Pay、d払い、Origami Pay、Amazon Pay）の利用者が最も多く（n＝7038）、その利用者によるクレジットカード連携の利用が59.3％とのことだ。

回線まずまずなのにお笑い状態のチャットサポート

　楽天が鳴り物入りで10月にスタートさせた楽天モバイル自前回線による携帯電話サービス。サポートが落語のようなお笑い状態だ。「オンライン相談（メッセージ相談）」とタイトルがついているチャットサポートが全くつながらず、ページが開かない。運が良ければごく希につながることもあるので、質問を書き込むと、以降全くつながらない。回答は約3時間後。ただ、画面が開かず、その回答を見ることができなかった。
 
　回線は多少の不具合はあるものの、数日使ってみた限り、おおむね良好。満点ではないが、まず合格ラインにぎりぎりと言っていいだろう。