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相次ぐあおり運転報道でドラレコ市場が急伸、前年比1.5倍に

 全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、8月のドライブレコーダーの販売台数は前年同月比で145.3%。約1.5倍という大幅な伸長を記録した。相次ぐ悪質なあおり運転報道を受けて、必須アイテムとしての認識が高まっているようだ。


 8月週次のメーカー別販売台数シェアでは、1カ月を通してコムテックが首位をキープ。2番手のJVCケンウッドもぴったりと5ポイント差内でコムテックを追っている。3番手のユピテルも15%近くまでシェアを上げ、市場をけん引するツートップを射程に捉えている。
 
シリーズ別の首位はコムテックの「ZDR-015」。2カメラタイプが人気を集めている。

 シリーズ別の販売台数シェアランキング1位はコムテックの「ZDR-015」。16.6%の高シェアを獲得し、コスパにすぐれた2カメラタイプのドラレコとして不動の地位を確立しつつある。2位と3位はJVCケンウッドで、それぞれ「DRV-340」「DRV-MR740」がランクインした。(BCN・大蔵 大輔)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。