東京五輪まであと1年! まだ手に入る観戦チケットは?

販売戦略

2019/07/24 18:25

 2020年の東京五輪まで、今日であと1年になった。直接会場で観戦するにはチケットが必要だが、19年6月に行われた抽選販売では1枚も当たらなかった人が続出。救済措置として、8月には追加抽選を実施する見込みだ。また、先着としていた19年秋のチケット販売も、抽選に切り替える方針だという。

2020年の東京五輪まであと1年になった

 8月に開催される予定の抽選販売に参加できるのは、6月に行われた抽選販売で1枚も当選しなかった人。バレーボールやバスケットボール、陸上なども対象になり、数十万枚ほどのチケットを販売するとみられている。追加抽選は、当初の予定にはなかった。パラリンピックの観戦チケットについては、2019年夏に販売を開始する予定だ。

 今後の予定としては、2020年春に公式チケット販売サイトと、都内に設置予定の公式チケット販売所で観戦チケットを販売する。同時期に、公式転売サイトも開始する。また、東京2020オフィシャル旅行サービスパートナーが販売する「東京2020オリンピック公式観戦ツアー」もある。

 例えば、JTBは、「東京2020オリンピック競技大会」の期間中(20年7月24日~8月9日)、首都圏地区のホテルでの宿泊と「東京2020オリンピック競技大会観戦チケット」をセットにした「東京2020オリンピック公式観戦ツアー(観戦チケット付)」の「購入権」抽選エントリーを7月24日に開始した。

 また、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)は、「東京2020オリンピック・パラリンピック 観戦チケットが500組1,000名様に当たる!」キャンペーンを19年7月22日~20年3月31日の期間に実施する。

 6月の抽選に外れて落ち込んでいた人も、まだまだ諦める必要はない。人生に一度あるか無いかのこのチャンス。抽選販売の具体的なスケジュールを待ちたい。(BCN・南雲 亮平)