【記者のひとこと】10社と1社
中国のインターネット企業といえば、百度(バイドゥ)、アリババグループ、テンセントのいわゆる「BAT」が有名です。インターネットで検索するときはバイドゥ、インターネット通販はアリババのECサービス、連絡を取るときはテンセントの「WeChat(ウィーチャット)」といった具合に、日常生活でBATのサービスは欠かせません。
巨大な市場を抱える中国では、有名なインターネット企業はほかにもあります。中国政府系シンクタンクの中国情報通信研究院がまとめた報告では、世界のインターネット業界上場企業30強の中に中国企業が10社入り、米国の次に多くなりました。新しいサービスが次々に登場する中国のインターネット業界の中で、各企業は激しい競争を繰り広げています。そのため、数年後にはランキングの顔ぶれはがらりと変わっているかもしれません。ちなみに、日本企業でランクインしたのは1社だけでした。(上海支局 齋藤秀平)
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