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ローソン、徳島でキャッシュレス専用セルフレジの運用実験

 ローソンは7月2日から29日までの4週間、徳島県内のローソン約50店舗で新型POSレジのキャッシュレス決済のみに対応する「セルフモード」での運用実験を行う。エリアを限定した複数店舗での実験は、今回が初めて。

セルフモード搭載の新型POSレジ

 新型POSレジ自体は、2019年2月末までに全店導入を完了している。自動釣銭機や日本語を含む4カ国語でのナビゲーション機能を搭載している。

 店舗側の簡単な操作で、これまで通り店員がレジ操作するモードのほか、顧客自身がレジ操作するセルフモードに切り替えることができる。今回の実験は、このセルフモードでの運用となる。

 ユーザーの特典として、運用期間中はPonta会員とdポイント会員を対象に、通常ポイントに加えて100円につき2ポイントを付与する。

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 セルフモードは、クレジットカードや交通系電子マネー、iD、楽天Edy、QUICPay、WAON、Apple pay、ポイント利用(全額利用)、国際ブランドプリペイドカード、バーコード決済などのキャッシュレス決済にだけ対応する。現金やクーポン・金券・ギフト券、QUOカード、デビットカード、ポイント利用(一部利用)、ギフトカードなどは、決済できない。

 また、医薬品やゆうパック・レターパック・切手・はがき、テレホンカード・QUOカード・ギフトカード、予約商品、一部値引き商品などのほか、収納代行、領収証発行、返品・返金、電子マネーチャージ、コンビニ受け取り、Loppi残高照会(QUOカード・Edy・WAON・プリペイドカード)などのサービスは利用できない。

 ローソンでは深刻化する人手不足対策として、新型POSレジのセルフモードの運用方法や運用時間を検証して、19年9月末までに全店舗での運用開始を目指す。