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19年上半期の有機ELテレビ市場、パナソニックの巻き返しなるか!?

 映画やドラマ、音楽ライブなどの映像コンテンツを楽しむのに適した有機ELテレビ。全国の家電量販店やECショップからPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、2019年1月1日~6月16日までの有機ELテレビ販売台数でトップに立っているのは、ソニーだ。ただ、2位のパナソニックとの差は、徐々に縮まっており、19年上半期の着地点が見えなくなってきている。


 シェア値の推移をみると、今年1月、1位のソニーと2位のパナソニックの間に10ポイント以上の差があった。しかし、徐々に両社の差は縮まり、4月にパナソニックが逆転。5月もパナソニックが首位を守った。
 

 1月1日~6月16日の機種別シェアでは、1位がパナソニック「VIERA(TH-55FZ950)」(シェア26.8%)。2位にソニー「BRAVIA(KJ-55A8F)」(20.5%)がついている。6月から7月にかけて、両社とも新製品の発売時期。19年を折り返した直後、順位に変動がある可能性は高い。(BCN・南雲 亮平)
 
パナソニック「VIERA(TH-55FZ950)」


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。