日本たばこ産業(JT)は6月13日、東海工場の「プルーム・テック・プラス」専用リフィル製造工程を初公開した。同時に工程の違いを紹介するため、紙巻たばこの製造工程も公開した。加熱式たばこが普及しつつあるとはいえ、紙巻たばこを嗜む喫煙家もいることだろう。そこで、製造工程をレポートする。
プルーム・テック・プラス専用リフィル製造工程は全部で七つ。まず、(1)「巻上機」と呼ばれる機械で製品刻(たばこ葉)を長い巻紙で包む。その長い巻紙を決められた長さに切断し、チップペーパーで巻きながらフィルターを付けて「1本」のたばこが完成する。(2)完成したたばこを一旦、16万本のたばこを保存できるという「直結機」のリザーバーで保管する。
リザーバーに積み込まれたたばこは先入れ先出しで、(3)「小箱成形機」に運ばれて「7・6・7本」の計20本でアルミ箔によって中包みされる。次に、(4)「フィルム包装機」で透明のフィルムで包んで「1個」のたばこができあがる。そして、(5)「カートン包装機」で10個まとめて包装する。最後に、(6)「ラベリング装置」でラベルを貼って、(7)段ボールに詰められたら終了だ。
東海工場で製造する紙巻たばこの本数は、1分当たり1万4000本。なお、「プルーム・テック・プラスの製造本数は、18年に導入した「第三世代」の高速機で1分当たり1万本相当だ。
今回、低温加熱式たばこ専用リフィルと紙巻たばこを製造する東海工場を見学して気付いたことは、自動化による業務効率化だ。24時間稼働する東海工場の勤務形態は、3組3交代制で、それぞれのスタッフに対して無理のないシフトを組んでいる。少ない人数で、品質の高い商品を大量に製造する体制が整っている。(BCN・佐相 彰彦)
プルーム・テック・プラス専用リフィル製造工程は全部で七つ。まず、(1)「巻上機」と呼ばれる機械で製品刻(たばこ葉)を長い巻紙で包む。その長い巻紙を決められた長さに切断し、チップペーパーで巻きながらフィルターを付けて「1本」のたばこが完成する。(2)完成したたばこを一旦、16万本のたばこを保存できるという「直結機」のリザーバーで保管する。
リザーバーに積み込まれたたばこは先入れ先出しで、(3)「小箱成形機」に運ばれて「7・6・7本」の計20本でアルミ箔によって中包みされる。次に、(4)「フィルム包装機」で透明のフィルムで包んで「1個」のたばこができあがる。そして、(5)「カートン包装機」で10個まとめて包装する。最後に、(6)「ラベリング装置」でラベルを貼って、(7)段ボールに詰められたら終了だ。
東海工場で製造する紙巻たばこの本数は、1分当たり1万4000本。なお、「プルーム・テック・プラスの製造本数は、18年に導入した「第三世代」の高速機で1分当たり1万本相当だ。
今回、低温加熱式たばこ専用リフィルと紙巻たばこを製造する東海工場を見学して気付いたことは、自動化による業務効率化だ。24時間稼働する東海工場の勤務形態は、3組3交代制で、それぞれのスタッフに対して無理のないシフトを組んでいる。少ない人数で、品質の高い商品を大量に製造する体制が整っている。(BCN・佐相 彰彦)