NTTドコモは、オイシックス・ラ・大地と協業し、最短5分で夕食の準備ができる「dミールキット powered by Oisix」を7月に開始する。強みは、Oisixが提供する多彩なミールキット「Kit Oisix」とオリジナルミールキット「おいしい5min.(ファイブミニッツ)」シリーズ、後発ながら、共通ポイントサービスとしてポイント経済圏を拡大する「dポイント」による還元だ。
19年夏モデルなどを披露した新製品・新サービス発表会では、子育て世代に向けた新サービスとして「dミールキット」にかなりの時間を割き、試食も用意するという力の入れようだった。サービス開始を前に、他のミールキットより実用的だと感じた点と、dポイントを貯めたいユーザー向けのメリットを紹介しよう。
5日分のミールキットをまるごと提案し、週に1度、自宅まで配送する「dミールキット定期便」は、あらかじめ下ごしらえされた食材とレシピ、調味料を必要な分量だけセットにしたミールキット。別途、朝食向けの定額オプションサービス「おいしい朝食サポート」も提供する。
Oisixのミールキット「Kit Oisix」は、主菜・副菜の2品を20分で作れるが、dミールキットのオリジナルの「おいしい5min.」は何と最短約5分。夕食づくりに時間をかけたくない、できれば10分以内に済ませたいというニーズに、まさにマッチする。
税別価格は、1食2人前980~1600円、週5日分で計4900~8000円となり、1食あたりに換算すると490~800円(送料別)。平日に少しでも時間のゆとりを得るため、出来立ての料理を味わうための対価としては何とか許容範囲だろう。
子どもの誕生月に毎年dポイントプレゼントなどの特典を無料で提供する「ドコモ 子育て応援プログラム」加入者なら、加えて、購入金額の1%のdポイント(期間・用途限定)がもらえる。サービス自体はキャリアフリーだが、ドコモ回線の契約者の方がお得感は高い。dから始まる各サービスは、dポイントやd払いの競争力を高める手段でもあるのだ。
購入金額に応じてdポイントが貯まるミールキットとしては、スマートフォンアプリで注文し、ローソン店舗(東京・神奈川の一部店舗のみ)で受け取る「ローソン フレッシュ ピック」のオリジナルミールキット「キッチント」もある。ほかにも、楽天が西友と共同で立ち上げた「楽天西友ネットスーパー」は、オリジナル商品の多彩なミールキットを取り扱っており、1食あたりの単価はdミールキットよりやや安い。Amazon.co.jpも、ミールキットを含む生鮮食品を当日配送するネットスーパー「Amazonフレッシュ」を17年4月から展開している。
ネット上の口コミによると、Oisixのミールキット「Kit Oisix」はかなりおいしい模様。栄養のバランスに配慮し、残さずしっかり食べる、「食育」の効果も期待できる。ドコモの参入をきっかけに、ネットスーパー・生鮮食品宅配サービスのミールキットに注目だ。(BCN・嵯峨野 芙美)
19年夏モデルなどを披露した新製品・新サービス発表会では、子育て世代に向けた新サービスとして「dミールキット」にかなりの時間を割き、試食も用意するという力の入れようだった。サービス開始を前に、他のミールキットより実用的だと感じた点と、dポイントを貯めたいユーザー向けのメリットを紹介しよう。
10分でちゃんとした夕食を作りたい! 保育園ママの悩みを解決
おおむね週3回、保育園に通う子どもを18時50分前後に迎えに行く記者の理想的な平日夕方のタイムスケジュールは、19時20分までに帰宅し、19時30分に食事を食べ始め、21時前後に入浴し、遅くとも22時に子どもを寝かしつけ、翌朝7時まで寝かせること。しかし、電車遅延や帰宅時の寄り道、入浴前の子どものお絵かき・動画視聴、入浴中の遊びといった、もろもろの要因が重なり、就寝時刻がだんだん遅くなり、いったい何を「時短」すれば、うまく回るか悩んでいた。PR
5日分のミールキットをまるごと提案し、週に1度、自宅まで配送する「dミールキット定期便」は、あらかじめ下ごしらえされた食材とレシピ、調味料を必要な分量だけセットにしたミールキット。別途、朝食向けの定額オプションサービス「おいしい朝食サポート」も提供する。
Oisixのミールキット「Kit Oisix」は、主菜・副菜の2品を20分で作れるが、dミールキットのオリジナルの「おいしい5min.」は何と最短約5分。夕食づくりに時間をかけたくない、できれば10分以内に済ませたいというニーズに、まさにマッチする。
税別価格は、1食2人前980~1600円、週5日分で計4900~8000円となり、1食あたりに換算すると490~800円(送料別)。平日に少しでも時間のゆとりを得るため、出来立ての料理を味わうための対価としては何とか許容範囲だろう。
使い道自由のdポイントが貯まる ポイント付与は最大5倍
誰でも購入金額の1%のdポイントが貯まるdミールキットの仕組みは、二つの側面からメリットがある。dポイントは1ポイント1円相当の換算ルートで、ドコモのスマートフォン決済サービス「d払い」の支払いに充当でき、d払いの加盟店ならどこでも使えるからだ。子どもの誕生月に毎年dポイントプレゼントなどの特典を無料で提供する「ドコモ 子育て応援プログラム」加入者なら、加えて、購入金額の1%のdポイント(期間・用途限定)がもらえる。サービス自体はキャリアフリーだが、ドコモ回線の契約者の方がお得感は高い。dから始まる各サービスは、dポイントやd払いの競争力を高める手段でもあるのだ。
購入金額に応じてdポイントが貯まるミールキットとしては、スマートフォンアプリで注文し、ローソン店舗(東京・神奈川の一部店舗のみ)で受け取る「ローソン フレッシュ ピック」のオリジナルミールキット「キッチント」もある。ほかにも、楽天が西友と共同で立ち上げた「楽天西友ネットスーパー」は、オリジナル商品の多彩なミールキットを取り扱っており、1食あたりの単価はdミールキットよりやや安い。Amazon.co.jpも、ミールキットを含む生鮮食品を当日配送するネットスーパー「Amazonフレッシュ」を17年4月から展開している。
ネット上の口コミによると、Oisixのミールキット「Kit Oisix」はかなりおいしい模様。栄養のバランスに配慮し、残さずしっかり食べる、「食育」の効果も期待できる。ドコモの参入をきっかけに、ネットスーパー・生鮮食品宅配サービスのミールキットに注目だ。(BCN・嵯峨野 芙美)