【上海発】ファーウェイは6月11日から13日、中国・上海で開催した「CES ASIA 2019」で、2019年中に中国で商用サービスがスタートする予定の次世代通信規格5Gに対応したWi-Fiルーター「ファーウェイ 5G CPE Pro」を展示した。2月にスペイン・バルセロナで開催した携帯通信関連の展示会「MWC19 Barcelona」でリリースしたものだが、ファーウェイブースの担当者によると7月に発売予定で、価格は2000元前後(約3万2000円)になる模様。日本での発売時期などは未定だ。
色はホワイトで長方形ながらコーナーは柔らかい丸みを帯びたフォルムの5G CPE Proは、正面にファーウェイのロゴと電源ボタン、3つの点灯ライトがあるだけのシンプルなデザイン。点灯ライトの部分を見ると、5Gと4Gのデュアルに対応していることが分かる。背面からも、それぞれの帯域に対応していることを確認できる。
Balong 5000というチップを採用することで、HD解像度の映画(時間は不明)を3秒以内でダウンロードすることが可能だという。ファーウェイが開発中のスマートホームのプラットフォーム「ファーウェイ HiLink」における中核機器となる。
CES ASIA 2019でファーウェイブースは会場入口に一番近いN1棟に入ってすぐの好位置にあった。
ブースはそれほど広くはなく、むしろ隣接する中国大手テレビメーカー・ハイセンスの方が倍のスペースを確保していた。しかし、ファーウェイ HiLinkのコーナーは、新製品のスマートフォンP30のコーナーと同じくらいに多くの人が集まる人気コーナーで、中国における5Gやスマートホームへの関心の高さがうかがえる。(BCN・細田 立圭志)
色はホワイトで長方形ながらコーナーは柔らかい丸みを帯びたフォルムの5G CPE Proは、正面にファーウェイのロゴと電源ボタン、3つの点灯ライトがあるだけのシンプルなデザイン。点灯ライトの部分を見ると、5Gと4Gのデュアルに対応していることが分かる。背面からも、それぞれの帯域に対応していることを確認できる。
Balong 5000というチップを採用することで、HD解像度の映画(時間は不明)を3秒以内でダウンロードすることが可能だという。ファーウェイが開発中のスマートホームのプラットフォーム「ファーウェイ HiLink」における中核機器となる。
CES ASIA 2019でファーウェイブースは会場入口に一番近いN1棟に入ってすぐの好位置にあった。
ブースはそれほど広くはなく、むしろ隣接する中国大手テレビメーカー・ハイセンスの方が倍のスペースを確保していた。しかし、ファーウェイ HiLinkのコーナーは、新製品のスマートフォンP30のコーナーと同じくらいに多くの人が集まる人気コーナーで、中国における5Gやスマートホームへの関心の高さがうかがえる。(BCN・細田 立圭志)