【記者のひとこと】札束で殴り合う?!巨額化するDC投資
メガクラウドベンダーの隆盛で、データセンター(DC)設備の需要は世界的に右肩上がり。DCをつくったらつくっただけ需要が生まれる様相で、投資する金額も巨額化しています。NTTグループや米エクイニクスなど大手DCインフラ事業者は「札束で殴り合う」(関係者)ような“投資合戦”の様相を呈しています。
ところで、SIerであるNTTデータも自前でいくつかのDCを持っていますが、こちらは「SIビジネスと密接に絡んでおり、少し毛色が違う」(NTTデータの本間洋社長)と、DC設備の規模だけで勝負するようなものではないと話しています。
SIerは大小さまざまな規模のDCを所有しているケースが少なくありませんが、SIビジネスの価値の一部に含めてしまうことで、ある程度は、DCの投資合戦から距離を置くことも可能なのかもしれません。(安藤章司)
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