ソフトバンクとauがケータイからスマホ移行で永年1000円割引を開始! 10月までに駆け込め!
まだ高齢の両親や親戚が従来型携帯電話(ケータイ)を使っているなら、今夏こそ、スマートフォン(スマホ)に移行する絶好のタイミングといえる理由は三つ。最大の後押しは、消費増税に伴い、経済産業省によるキャッシュレス・消費者還元事業(ポイント還元事業)だ。主要クレジットカード会社、金融機関のほか、PayPay、メルペイ、NTTドコモ、KDDIなどもポイント還元事業の決済事業者に登録しており、電子マネーや各種バーコード決済などが利用できるスマホであれば、9カ月間の還元期間中、2%または5%のポイント還元の恩恵を得られるチャンスが増える。
もう一つは、ケータイ向け3Gサービスの終了に向け、各社とも、ケータイからスマホへの乗り換え優遇(割引)が顕著になってきたからだ。通信料金と端末代を切り分ける分離プラン義務化を受け、端末購入を条件とする通信料金の割引は禁止されるが、3Gから4Gなど通信規格の世代交代を促す割引は今後も認められる。該当するなら、利用しない手はない。
60歳以上限定で、auおすすめスマホの「BASIO3」「LG it」に限り、毎月ずっと1000円割り引く「カケホ割60」も用意しており、新たに開始する「ケータイ→auスマホ割(s)」と併用可能。シニア世代のスマホ移行を促している。
ソフトバンクは、6月12日から、自社・他社問わず、ケータイユーザーを対象としたセットプラン「スマホデビュープラン」の提供を開始。条件を全て満たす場合に、「スマホデビュー専用割引」として、au同様、毎月ずっと1000円を割り引く。さらに、毎月1000円引きの「1年おトク割」が適用になる1年間(2カ月目~13カ月目)は、月間1GBまでなら月額980円で利用できる。
契約プランと対象機種が限られるが、5月中は、ドコモの「docomo with」と子回線向けの「シェアオプション」の組み合わせがかなり安い。ここに、FOMAからXiに契約変更する(ケータイからスマホに乗り換える)と13カ月間1500円を割り引く「ウェルカムスマホ割」を組み合わせると、通常280円からのシェアパック子回線の月額料金は0円まで下がり、残った割引の余りは、シェアパックを契約している代表回線から割り引かれる。
また、6月1日に提供を始めるドコモの新料金プラン「ギガライト」では、データ容量を分け合う仕組みはなくなるが、1回線で月間1GBまでなら月額1980円(音声回線が家族3回線以上の場合)となり、ケータイからスマホに乗り換えると割り引く「はじめてスマホ割」の適用で、12カ月間はさらに1000円引きの980円で利用できる。
これまでの利用状況から、1カ月あたりの通信量が1GBを超えると予想するなら、1GBあたりの単価が主要3キャリアより安いワイモバイルの「スマホプランS」が最有力候補にあがるだろう。月額料金は、月間2GBまで(データ増量無料キャンペーン適用中は3GBまで)のデータ通信と、1回10分以内の国内通話が無料で1980円(2年目以降は2980円)。さらに、月額1000円の音声通話オプション「スーパーだれとでも定額」に加入すると、制限なく通話し放題になるのでケータイ感覚でスマホを利用できるはずだ。
ケータイからスマホに移行する場合、当初1年間は月額2000円以下という水準まで通信料金は下がった。あとは現金相当として使える貯めたポイントやなどを使い安くスマホ本体を手に入れれば、新たな支出を抑えてスマホデビューすることはできる。ただ、記者が実際に70代の親にスマホを教え始めて感じたことは、個人差はあるとはいえ、相当に苦労しそうな点だけはお伝えしたい。(BCN・嵯峨野 芙美)
もう一つは、ケータイ向け3Gサービスの終了に向け、各社とも、ケータイからスマホへの乗り換え優遇(割引)が顕著になってきたからだ。通信料金と端末代を切り分ける分離プラン義務化を受け、端末購入を条件とする通信料金の割引は禁止されるが、3Gから4Gなど通信規格の世代交代を促す割引は今後も認められる。該当するなら、利用しない手はない。
ケータイ→スマホ、新料金プラン加入で毎月の割引額がアップ!
6月1日に提供を開始するKDDI(au)の「ケータイ→auスマホ割(s)」は、専用プラン「auピタットプラン(s)」に加入すると、毎月ずっと1000円を割り引く。さらに、1000円引きの「スマホ応援割」が適用になる申込翌月から1年間は、月間データ容量の上限が1GBまでなら月額1480円(「auスマートバリュー」適用時は980円)で利用できる。60歳以上限定で、auおすすめスマホの「BASIO3」「LG it」に限り、毎月ずっと1000円割り引く「カケホ割60」も用意しており、新たに開始する「ケータイ→auスマホ割(s)」と併用可能。シニア世代のスマホ移行を促している。
ソフトバンクは、6月12日から、自社・他社問わず、ケータイユーザーを対象としたセットプラン「スマホデビュープラン」の提供を開始。条件を全て満たす場合に、「スマホデビュー専用割引」として、au同様、毎月ずっと1000円を割り引く。さらに、毎月1000円引きの「1年おトク割」が適用になる1年間(2カ月目~13カ月目)は、月間1GBまでなら月額980円で利用できる。
契約プランと対象機種が限られるが、5月中は、ドコモの「docomo with」と子回線向けの「シェアオプション」の組み合わせがかなり安い。ここに、FOMAからXiに契約変更する(ケータイからスマホに乗り換える)と13カ月間1500円を割り引く「ウェルカムスマホ割」を組み合わせると、通常280円からのシェアパック子回線の月額料金は0円まで下がり、残った割引の余りは、シェアパックを契約している代表回線から割り引かれる。
また、6月1日に提供を始めるドコモの新料金プラン「ギガライト」では、データ容量を分け合う仕組みはなくなるが、1回線で月間1GBまでなら月額1980円(音声回線が家族3回線以上の場合)となり、ケータイからスマホに乗り換えると割り引く「はじめてスマホ割」の適用で、12カ月間はさらに1000円引きの980円で利用できる。
これまでの利用状況から、1カ月あたりの通信量が1GBを超えると予想するなら、1GBあたりの単価が主要3キャリアより安いワイモバイルの「スマホプランS」が最有力候補にあがるだろう。月額料金は、月間2GBまで(データ増量無料キャンペーン適用中は3GBまで)のデータ通信と、1回10分以内の国内通話が無料で1980円(2年目以降は2980円)。さらに、月額1000円の音声通話オプション「スーパーだれとでも定額」に加入すると、制限なく通話し放題になるのでケータイ感覚でスマホを利用できるはずだ。
ケータイからスマホに移行する場合、当初1年間は月額2000円以下という水準まで通信料金は下がった。あとは現金相当として使える貯めたポイントやなどを使い安くスマホ本体を手に入れれば、新たな支出を抑えてスマホデビューすることはできる。ただ、記者が実際に70代の親にスマホを教え始めて感じたことは、個人差はあるとはいえ、相当に苦労しそうな点だけはお伝えしたい。(BCN・嵯峨野 芙美)