ヤマダ電機、グループ950店舗に「ゆうちょPay」一斉導入

 ヤマダ電機は5月7日、同社のほかグループのベスト電器、マツヤデンキ、ツクモ、キムラヤセレクトの約950店舗にスマートフォン(スマホ)決済サービス「ゆうちょPay」を一斉導入したと発表。インコム・ジャパンとの間で「ゆうちょPay」に関する加盟店契約を取り交わし、5月8日からサービスの提供を開始する。

「ゆうちょPay」を一斉導入したヤマダ電機

 ゆうちょPayは、日本郵政グループのゆうちょ銀行が5月8日からスタートするサービス。スマホに専用アプリをダウンロードして、初期設定でゆうちょ銀行の総合口座(通常貯金、個人口座のみ)とキャッシュカードの4ケタの暗証番号、メールアドレスを入力して登録する。

 入会金や年会費は無料で、QRコードやバーコードを読み取るだけで簡単に決済ができる。店舗やレストランでの支払いのほか、払込取扱票による公共料金の支払いにも利用できる。

 ゆうちょPayでは、5月8日(水)~9月30日(月)の間、「ゆうちょPay デビューキャンペーン」を実施。期間中に登録すると、先着100万人に現金500円が個人口座に入金される。入金は口座設定を完了した後、翌月以降の月末を予定する。

 また、5月8日(水)~2020年3月31日(火)の間に「ゆうちょPay公式Twitter フォロー&リツイートキャンペーン」も実施。公式ツイッターアカウントの(@yucho_pay)をフォロー&リツイートすると、有名アイスクリーム店や有名コーヒー店などのデジタルギフトが毎月2000人に当たる。

 ヤマダ電機はスマホ決済サービスの導入を拡大しており、ゆうちょPayのほか、すでにau Pay、LINE Pay、PayPay、Alipay、WeChat Payに対応している。