【なぐもんGO・14】 3月1日、都心にビジネスパーソンのオアシスが誕生した。銭湯事業を展開する極楽湯がJR秋葉原駅と御茶ノ水駅の間にスーパー銭湯「RAKU SPA 1010(銭湯) 神田」をオープンしたのだ。立地はもちろん、館内には癒しと仕事が調和した空間が広がっており、まさに都会のオアシスといった様相。BCNの近所にあり、取材する機会を得られたので、さっそく体験してきた。
「RAKU SPA 1010 神田」は、外観は一般的なビルだが、館内は木目調を基調とした落ち着いた雰囲気を演出している。風呂や休憩スペースだけでなく、コワーキングスペースを備え、JRや地下鉄の神田や小川町、淡路町、御茶ノ水、秋葉原を利用する人のニーズにマッチするような空間を用意した。
一通り泡の感触を楽しんだところで、次に日替わりの湯を試してみる。この日は、日本酒を入れた「にごり酒の湯」。白く濁った湯は、少しつかっているだけでも体の芯から温まり、リラックスできた。のんびりし過ぎて眠くなってきたので、気を引き締めようとサウナに入る。湿気と熱さを楽しみながら目が覚めてきたところで、水風呂で締め、シャワーを浴びて風呂場を後にした。
奥に行くにつれ、よりくつろげるようになっていく。5000冊の本や雑誌のほか、ビーズクッションに寝転んだり、ハンモックに腰掛けながら漫画を読んでみたり、蜂の巣のようなスペースでゆっくり過ごしてみたりと、筆者の自宅よりもくつろぐための設備が整っている。
ややくつろぎ過ぎたが、仕事をしようとコワーキングスペースに向かう。机とイスだけでなく、コンセントも充実し、心地よく仕事できる環境が整っている。しばらく仕事をしていたが、風呂で程よく体を動かしたからか空腹を感じ、ダイニング&バーをイメージした飲食スペースに移動した。
「RAKU SPA 1010 神田」は、11時~翌朝8時まで営業しており、夜帰れなくなった際や、秋葉原から深夜バスに乗る前などに、ひと風呂浴びる感覚で利用できそうだ。女性専用の休憩スペースや化粧室などもあるので、女性も安心して利用できる。
すべての施設を利用するには、税込1460円(オープニング価格)の「RAKU SPAコース(10時間)」を選択することになるが、460円の「銭湯コース(3時間)」や890円の「サウナコース(3時間)」でも1階、2階、3階は利用可能だ。なお、利用時間に24時~翌朝5時が含まれる場合は、深夜割増で1200円の追加料金が発生する。
神奈川・鶴見にある「らくスパ 鶴見」は、連日混雑しているという。「RAKU SPA 1010 神田」は乗降者数の多い駅の近くに立地しているので、同じように混雑することも予想される。混雑すると風呂がイモ洗い状態になったり、くつろぐ場所が確保できなくなったりしそうなので、その時々の混雑状況が外部からわかる手段があれば、一層便利になるだろう。
暑い夏に外出したら、汗を流すためだけに「RAKU SPA 1010 神田」に寄っても、思わず長居してしまいそうだ。仕事ができる環境は整っているので、今後もさまざまな場面で活用していきたい。(BCN・南雲 亮平)
「RAKU SPA 1010 神田」は、外観は一般的なビルだが、館内は木目調を基調とした落ち着いた雰囲気を演出している。風呂や休憩スペースだけでなく、コワーキングスペースを備え、JRや地下鉄の神田や小川町、淡路町、御茶ノ水、秋葉原を利用する人のニーズにマッチするような空間を用意した。
まずは風呂で疲れを癒す!
銭湯なので、まずは3階の風呂に入る。かけ湯をしてから、最初にもっとも浴槽の大きい炭酸の湯につかってみた。ゆっくりと足を入れると、入れた先から細かい泡が付着してきて少しこそばゆい。この泡が毛穴の汚れまで取ってくれるそうだが、肌でぷちぷちと弾けるのを感じていると、その実感がわいてくる。一通り泡の感触を楽しんだところで、次に日替わりの湯を試してみる。この日は、日本酒を入れた「にごり酒の湯」。白く濁った湯は、少しつかっているだけでも体の芯から温まり、リラックスできた。のんびりし過ぎて眠くなってきたので、気を引き締めようとサウナに入る。湿気と熱さを楽しみながら目が覚めてきたところで、水風呂で締め、シャワーを浴びて風呂場を後にした。
くつろぎの空間が想定以上にくつろげる
館内着に着替えて、コワーキングスペースやくつろぎスペースがある4階に行ってみる。階段を上がると、これまでよりも、さらに癒されそうな光景が広がっていた。大きな木があったり、暖炉のような装飾があったりと、デザインはまるで森の中。いたるところにビーズクッションが散りばめられており、どこでも休んで下さいというメッセージが伝わってきた。奥に行くにつれ、よりくつろげるようになっていく。5000冊の本や雑誌のほか、ビーズクッションに寝転んだり、ハンモックに腰掛けながら漫画を読んでみたり、蜂の巣のようなスペースでゆっくり過ごしてみたりと、筆者の自宅よりもくつろぐための設備が整っている。
ややくつろぎ過ぎたが、仕事をしようとコワーキングスペースに向かう。机とイスだけでなく、コンセントも充実し、心地よく仕事できる環境が整っている。しばらく仕事をしていたが、風呂で程よく体を動かしたからか空腹を感じ、ダイニング&バーをイメージした飲食スペースに移動した。
豊富なメニューをそろえた飲食スペース
夕方からはお酒、おつまみを提供しているが、まだ仕事が残っているのでランチを選択。豊富なメニューから悩んだ末に注文した「白えびの和風ぺペロンチーノ」は、ボリューム・味ともに満足のいく料理だった。風呂で癒されてから集中して仕事して、さらに空腹を満たしたことで、その後の仕事がはかどった。使い方はいろいろ
入館料や食事代はすべて後払い。入館時に靴を入れた下駄箱のカギで料金を管理するので、退館時にカギを会計カウンターで提示。現金やクレジットカード、「iD」「QUIC Pay」などの電子マネーで支払える。駅でも使っている「Suica」などの交通系ICカードで支払え得るのは便利だ。今回はQUIC Payで支払い、スッキリとした気分で帰社した。「RAKU SPA 1010 神田」は、11時~翌朝8時まで営業しており、夜帰れなくなった際や、秋葉原から深夜バスに乗る前などに、ひと風呂浴びる感覚で利用できそうだ。女性専用の休憩スペースや化粧室などもあるので、女性も安心して利用できる。
すべての施設を利用するには、税込1460円(オープニング価格)の「RAKU SPAコース(10時間)」を選択することになるが、460円の「銭湯コース(3時間)」や890円の「サウナコース(3時間)」でも1階、2階、3階は利用可能だ。なお、利用時間に24時~翌朝5時が含まれる場合は、深夜割増で1200円の追加料金が発生する。
神奈川・鶴見にある「らくスパ 鶴見」は、連日混雑しているという。「RAKU SPA 1010 神田」は乗降者数の多い駅の近くに立地しているので、同じように混雑することも予想される。混雑すると風呂がイモ洗い状態になったり、くつろぐ場所が確保できなくなったりしそうなので、その時々の混雑状況が外部からわかる手段があれば、一層便利になるだろう。
暑い夏に外出したら、汗を流すためだけに「RAKU SPA 1010 神田」に寄っても、思わず長居してしまいそうだ。仕事ができる環境は整っているので、今後もさまざまな場面で活用していきたい。(BCN・南雲 亮平)