「アレクサ、〇〇して」 増えるスマートスピーカー対応家電 スマートホームサービスとの連携も
小学生がスマートスピーカーに質問を投げかけ、宿題を解いているという話を聞いた。搭載する音声AIアシスタントは賢く、例えば「しりとり」ゲームを始めると、受け答えはまるで人のようだ。そうしたAI搭載スマートスピーカーの主要機能の一つ、「音声を使った遠隔操作」に対応する家電・住宅設備が増えてきた。
音声だけで運転開始/停止といった操作ができれば、リモコンやスマートフォンの画面を見る時間や、運転開始のために自宅内を移動する時間をカットできるので、日々、家事や仕事、趣味で時間に追われているなら一考の価値はあるだろう。今回は、Alexaスキルを追加すると、「Amazon Echo」シリーズなどの「Amazon Alexa」搭載スマートスピーカーと連携し、音声操作が可能になる家電を紹介しよう。
【インクジェットプリンター】
■エプソン
スキル名:Epson Printer
呼びかけワード例:「アレクサ、エプソンプリンターでプリントして」
■キヤノン
スキル名:Canon Inkjet Printer
呼びかけワード例:「アレクサ、キヤノンプリンターで塗り絵をプリントして」
【ロボット掃除機】
■アイロボット「ルンバ」(Wi-Fi対応モデル)
スキル名:「iRobot Home」
呼びかけワード例:「アレクサ、ルンバを使って掃除して」
■日立アプライアンス
ロボットクリーナー「minimaru(ミニマル) RV-EX20」
スキル名:2019年3月提供予定
呼びかけワード例:「アレクサ、ミニマルで掃除して」
【薄型テレビ】
■ソニー
BRAVIA(2016年秋以降発売のAndroid搭載機種)
スキル名:ブラビア
呼びかけワード例:「アレクサ、テレビをつけて」
「アレクサ、テレビのチャンネルを1に変えて」
「アレクサ、テレビの入力をHDMI1に変えて」「アレクサ、早送り」
※一度テレビの名前を呼んで操作すると、その後一定期間はテレビの名前を呼ばなくても操作できる
■東芝映像ソリューション
4K REGZA(2015年以降発売のTimeOn対応機種)
スキル名:レグザ
呼びかけワード例:「アレクサ、1チャンネルがみたい」
「アレクサ、テレビをBSに切り換えて」「アレクサ、テレビの音量を5 上げて」
※一度テレビを操作した後、一定時間以内であれば、”テレビで”を除いても操作できる
ノーリツは3月1日に、無線LAN対応給湯器リモコンと組み合わせ、湯張り・追い炊き・床暖房に加え、浴槽の自動洗浄の指示が可能な新システムの提供を始める。近々、浴室リフォームや新築・中古住宅の購入を検討しているなら覚えておこう。
■ノーリツ:無線LAN対応給湯器リモコンに対応する給湯器
呼びかけワード例:「アレクサ、ノーリツでお風呂を洗って」
※3月1日提供予定(専用の「わかすアプリ」のアップデートで適用)
一つのアプリに集約し、まとめて制御したいなら、個々の製品・アプリではなく、各社が提供する有料のスマートホームサービスにも目を向けてみよう。例えば、「セキュリティー」と「オートメーション」を中心としたソニーネットワークコミュニケーションズのスマートホームサービス「MANOMA(マノマ)」のAmazon Alexa搭載「AIホームゲートウェイ」はスマートスピーカーとしても利用でき、auのスマートホームサービス「au HOME」は赤外線リモコンと別売のスマートスピーカーと組み合わせ、エアコン、テレビ、照明を音声で簡単に操作できる。
■スマートホームサービス「au HOME」
基本利用料:月額490円(赤外線リモコン+マルチセンサー)
スキル名:au HOME
呼びかけワード例:「アレクサ、照明をつけて/消して」
■スマートホームサービス「MANOMA」
基本利用料:月額3580円(アドバンスプラン:AIホームゲートウェイ+室内コミュニケーションカメラ+Qrio Smart Tag+開閉センサー2組+Qrio Lock、Qrio Hub)呼びかけワード例:「アレクサ、マノマで戸締りを確認して」
ノーリツによると、声で湯張りから浴槽の自動洗浄まで行える新システムは、共働き世帯が増加し、「限られた時間でさまざまな生活シーンを有効に過ごしたい」というニーズの高まりを受けて開発したという。さらに一歩進んで、一部のメーカーは、音声操作やリモコン操作すら不要な、いつもの行動にあわせてAIが自動的に機器の電源をオン・オフするといった「完全自動化」を目指す。いずれにしても、今後もますます広がると思われるAI搭載家電・住宅設備に注目だ。(BCN・嵯峨野 芙美)
音声だけで運転開始/停止といった操作ができれば、リモコンやスマートフォンの画面を見る時間や、運転開始のために自宅内を移動する時間をカットできるので、日々、家事や仕事、趣味で時間に追われているなら一考の価値はあるだろう。今回は、Alexaスキルを追加すると、「Amazon Echo」シリーズなどの「Amazon Alexa」搭載スマートスピーカーと連携し、音声操作が可能になる家電を紹介しよう。
【インクジェットプリンター】
■エプソン
スキル名:Epson Printer
呼びかけワード例:「アレクサ、エプソンプリンターでプリントして」
■キヤノン
スキル名:Canon Inkjet Printer
呼びかけワード例:「アレクサ、キヤノンプリンターで塗り絵をプリントして」
【ロボット掃除機】
■アイロボット「ルンバ」(Wi-Fi対応モデル)
スキル名:「iRobot Home」
呼びかけワード例:「アレクサ、ルンバを使って掃除して」
■日立アプライアンス
ロボットクリーナー「minimaru(ミニマル) RV-EX20」
スキル名:2019年3月提供予定
呼びかけワード例:「アレクサ、ミニマルで掃除して」
【薄型テレビ】
■ソニー
BRAVIA(2016年秋以降発売のAndroid搭載機種)
スキル名:ブラビア
呼びかけワード例:「アレクサ、テレビをつけて」
「アレクサ、テレビのチャンネルを1に変えて」
「アレクサ、テレビの入力をHDMI1に変えて」「アレクサ、早送り」
※一度テレビの名前を呼んで操作すると、その後一定期間はテレビの名前を呼ばなくても操作できる
■東芝映像ソリューション
4K REGZA(2015年以降発売のTimeOn対応機種)
スキル名:レグザ
呼びかけワード例:「アレクサ、1チャンネルがみたい」
「アレクサ、テレビをBSに切り換えて」「アレクサ、テレビの音量を5 上げて」
※一度テレビを操作した後、一定時間以内であれば、”テレビで”を除いても操作できる
家電だけじゃない! 住宅設備も音声操作に対応
恒常的に音声で操作するメリットが特に大きいと期待される家電といえばエアコン。使った後、元の場所に戻さず、行方不明になりがちなリモコンを探す必要がなくなるからだ。同様に浴槽の湯張りでも、壁付けのリモコンの前まで移動する時間がなくなるので恩恵は大きいとみられる。ノーリツは3月1日に、無線LAN対応給湯器リモコンと組み合わせ、湯張り・追い炊き・床暖房に加え、浴槽の自動洗浄の指示が可能な新システムの提供を始める。近々、浴室リフォームや新築・中古住宅の購入を検討しているなら覚えておこう。
■ノーリツ:無線LAN対応給湯器リモコンに対応する給湯器
呼びかけワード例:「アレクサ、ノーリツでお風呂を洗って」
※3月1日提供予定(専用の「わかすアプリ」のアップデートで適用)
一つのアプリに集約し、まとめて制御したいなら、個々の製品・アプリではなく、各社が提供する有料のスマートホームサービスにも目を向けてみよう。例えば、「セキュリティー」と「オートメーション」を中心としたソニーネットワークコミュニケーションズのスマートホームサービス「MANOMA(マノマ)」のAmazon Alexa搭載「AIホームゲートウェイ」はスマートスピーカーとしても利用でき、auのスマートホームサービス「au HOME」は赤外線リモコンと別売のスマートスピーカーと組み合わせ、エアコン、テレビ、照明を音声で簡単に操作できる。
■スマートホームサービス「au HOME」
基本利用料:月額490円(赤外線リモコン+マルチセンサー)
スキル名:au HOME
呼びかけワード例:「アレクサ、照明をつけて/消して」
■スマートホームサービス「MANOMA」
基本利用料:月額3580円(アドバンスプラン:AIホームゲートウェイ+室内コミュニケーションカメラ+Qrio Smart Tag+開閉センサー2組+Qrio Lock、Qrio Hub)呼びかけワード例:「アレクサ、マノマで戸締りを確認して」
ノーリツによると、声で湯張りから浴槽の自動洗浄まで行える新システムは、共働き世帯が増加し、「限られた時間でさまざまな生活シーンを有効に過ごしたい」というニーズの高まりを受けて開発したという。さらに一歩進んで、一部のメーカーは、音声操作やリモコン操作すら不要な、いつもの行動にあわせてAIが自動的に機器の電源をオン・オフするといった「完全自動化」を目指す。いずれにしても、今後もますます広がると思われるAI搭載家電・住宅設備に注目だ。(BCN・嵯峨野 芙美)