【記者のひとこと】不正は「氷山の一角」か
中国のドローン大手DJIで、社員による不正が発覚しました。中国メディアは、露見した不正は「氷山の一角」で、損失額は161億円以上になるとみています。端緒になったのは、インターネット上に流出したDJIの内部文書です。複数の社員が部品の購入価格をつり上げ、市場価格との差額分を着服したとされています。
現在、DJIは民生ドローンの世界市場でトップシェアを獲得しています。しかし、他社との競争で製品価値が失われることを予想し、最近は法人向けビジネスも重要視しています。
中国発で世界的な企業に成長した例として、DJIは中国国内でも大きく注目されています。今回の不正について、中国メディアは淡々と報道していますが、中にはDJIのような若い企業でのコンプライアンス管理の遅れを指摘する意見も出ています。(上海支局 齋藤秀平)
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