楽天が運営するフリマアプリ「ラクマ」で、2018年にヒットした商品の番付が明らかになった。売れているもののほか、出品、検索されているものを分析し、どのようなものが注目を集めているのか、ラクマ広報の永里元気氏が解説した。
11月26日の発表会で永里氏は「C to C事業は前年比で順調に拡大している」と、ラクマの現状を説明する。今年、特に伸びたキーワードは、東の横綱「リバイバル特需」と西の横綱「歌姫引退特需」だった。
「リバイバル消費」は、90年代にヒットしたハイテクスニーカーや腕時計「G-SHOCK」の人気が復活したことからキーワードにあがった。18年4~6月の取引数は前年同期と比べて9.6倍に飛躍し、単価が2万円以上あがっている。「両製品は、単価が高いため、手数料が3.5%と比較的低いラクマで取引されている」と、永里氏は分析する。
一方、9月に芸能活動を引退した安室奈美恵さんの影響で、「歌姫引退特需」が促進。関連商品の出品数は引退発表直後から急増し、一年で8倍以上の規模に成長した。永里氏によると、「さまざまなブランドと定期的にコラボした新商品が出品されるため、発売日の度に検索が上昇。取引が増加した」という。
また、「ラクマ」やSNS上で自身のセンスに共感するフォロワーを数多く集める“カリスマ出品者”が地位を確立し、西の大関には「カリスマ出品者」があげられた。並んで、ユーザーの好みにあわせたアクセサリーなどを制作する「主婦作家」が、東の大関になった。
家電で注目は、東の前頭「おさがりスマホ需要」。「近年、話題性の高い高機能な機種を求める層と、コスパを重視する層に消費者が二分している。新機種が出たら買い替えたい前者と、安く端末を購入したい後者の需要と供給が一致し、C2Cでのスマホ取引が拡大した」(永里氏)。
今後の期待株としては、「自宅カフェ化」「スーパーボール」があがった。「自宅カフェ化」は、生活を豊かにしたいと考えるユーザーが増え、食器やテーブルウェアの取引が増加していることから。「スーパーボール」は、人気ブランドのノベルティや地域ならではの特色を盛り込んだデザインなど、希少性の高いスーパーボールが登場し、取引が増えていることから選出となった。
11月26日の発表会で永里氏は「C to C事業は前年比で順調に拡大している」と、ラクマの現状を説明する。今年、特に伸びたキーワードは、東の横綱「リバイバル特需」と西の横綱「歌姫引退特需」だった。
「リバイバル消費」は、90年代にヒットしたハイテクスニーカーや腕時計「G-SHOCK」の人気が復活したことからキーワードにあがった。18年4~6月の取引数は前年同期と比べて9.6倍に飛躍し、単価が2万円以上あがっている。「両製品は、単価が高いため、手数料が3.5%と比較的低いラクマで取引されている」と、永里氏は分析する。
一方、9月に芸能活動を引退した安室奈美恵さんの影響で、「歌姫引退特需」が促進。関連商品の出品数は引退発表直後から急増し、一年で8倍以上の規模に成長した。永里氏によると、「さまざまなブランドと定期的にコラボした新商品が出品されるため、発売日の度に検索が上昇。取引が増加した」という。
また、「ラクマ」やSNS上で自身のセンスに共感するフォロワーを数多く集める“カリスマ出品者”が地位を確立し、西の大関には「カリスマ出品者」があげられた。並んで、ユーザーの好みにあわせたアクセサリーなどを制作する「主婦作家」が、東の大関になった。
家電で注目は、東の前頭「おさがりスマホ需要」。「近年、話題性の高い高機能な機種を求める層と、コスパを重視する層に消費者が二分している。新機種が出たら買い替えたい前者と、安く端末を購入したい後者の需要と供給が一致し、C2Cでのスマホ取引が拡大した」(永里氏)。
今後の期待株としては、「自宅カフェ化」「スーパーボール」があがった。「自宅カフェ化」は、生活を豊かにしたいと考えるユーザーが増え、食器やテーブルウェアの取引が増加していることから。「スーパーボール」は、人気ブランドのノベルティや地域ならではの特色を盛り込んだデザインなど、希少性の高いスーパーボールが登場し、取引が増えていることから選出となった。