ノジマが11月7日に発表した2019年3月期第2四半期(18年4~9月)の連結決算は、売上高が2460億1200万円(前年同期比5.1%増)、営業利益が94億900万円(同26.0%増)、経常利益が105億5800万円(32.2%増)、親会社に帰属する四半期純利益が73億8200万円(68.4%増)と、増収増益になった。
同日開催の決算説明会では、ノジマの野島廣司社長が「家電販売は、おおむね横ばいで推移している。来年9月までは、消費増税の効果が出てくるかもしれない。携帯市場については淘汰が進んでおり、総務省の意見もあってさらに厳しい状況が続くとみている。また、インターネット事業は大きく伸びないものの、サービスの質を上げることによって長く成長していくだろう」と展望した。
家電販売の詳細については、エアコンが好調に推移したほか、冷蔵庫、洗濯機などが堅調に伸びた。一方、テレビやPC本体などは低調に推移した。携帯電話の販売については、キャリアブランドの端末販売台数は引き続き低調だった。
販管費は、527億2100万円(前年同期比8.3%増)になった。これについては、「増えた40億円のうち、半分以上は人材への投資に充てている」(野島社長)と、人材重視の姿勢を強調した。
さらに、ノジマの強みでもある「コンサルティングセール」の質を向上させるための策も打っている。接客時間を増やせるよう、店舗への電子プライスカードの導入を進めたり、アソートメントに注力した同社初のコンセプトショップを恵比寿にオープンしたりと、今後も投資を続けていく方針だ。なお、恵比寿のコンセプトショップに野島社長は「一切関わっていない」という。
好調な業績を踏まえて、連結業績予想を上方修正した。売上高は前回予想から44億円プラスの5200億円(前期比3.6%増)、営業利益が6億円プラスの185億円(同8.5%増)、経常利益が10億円プラスの200億円(11.5%増)、親会社に帰属する当期純利益が7億円プラスの147億円(7.8%増)を見込む。
同日開催の決算説明会では、ノジマの野島廣司社長が「家電販売は、おおむね横ばいで推移している。来年9月までは、消費増税の効果が出てくるかもしれない。携帯市場については淘汰が進んでおり、総務省の意見もあってさらに厳しい状況が続くとみている。また、インターネット事業は大きく伸びないものの、サービスの質を上げることによって長く成長していくだろう」と展望した。
家電販売の詳細については、エアコンが好調に推移したほか、冷蔵庫、洗濯機などが堅調に伸びた。一方、テレビやPC本体などは低調に推移した。携帯電話の販売については、キャリアブランドの端末販売台数は引き続き低調だった。
販管費は、527億2100万円(前年同期比8.3%増)になった。これについては、「増えた40億円のうち、半分以上は人材への投資に充てている」(野島社長)と、人材重視の姿勢を強調した。
さらに、ノジマの強みでもある「コンサルティングセール」の質を向上させるための策も打っている。接客時間を増やせるよう、店舗への電子プライスカードの導入を進めたり、アソートメントに注力した同社初のコンセプトショップを恵比寿にオープンしたりと、今後も投資を続けていく方針だ。なお、恵比寿のコンセプトショップに野島社長は「一切関わっていない」という。
好調な業績を踏まえて、連結業績予想を上方修正した。売上高は前回予想から44億円プラスの5200億円(前期比3.6%増)、営業利益が6億円プラスの185億円(同8.5%増)、経常利益が10億円プラスの200億円(11.5%増)、親会社に帰属する当期純利益が7億円プラスの147億円(7.8%増)を見込む。