18歳の5割は新聞を読まず、将来的な購読の意志もなし
日本財団がまとめ「18歳の意識調査」によると、調査に回答した17~19歳の若者の半数は新聞を読まず、将来的な購読の意志もないとわかった。購読意向をもっていても、1か月あたり紙の新聞で1000円まで、オンラインで500円までと、現状の価格水準を大きく下回っていた。
18歳意識調査とは、18歳の若者が何を考え、何を思っているのか、家族や友人、恋人など周囲の人たちとどのような人間関係を築き、社会と向き合おうとしているかを継続的に調べるため、今年10月からスタートした。
第2回のテーマは「新聞」。普段、新聞を「読んでいる」と回答したは約半数の47.5%。新聞を読まない理由としては、「面倒くさい・読む時間がないから」(50.7%)がもっとも多く、「新聞をとっていない・読む習慣がないから」(30.7%)、「高いから・お金がかかるから・金銭的余裕がないから」(28.3%)と続いた。
普段の情報源をきくと、「テレビ番組」が77.6%で最多。ほぼ同率で「ソーシャルメディア」(39.8%)、「ニュースサイト」(36.4%)が並び、「新聞」はソーシャルメディアの半分以下の14.8%だった。
一方、メディアの信頼度としては「テレビ番組」(50.3%)に続き、37.3%で「新聞」は2位に入った。理由としては、「情報が正しいか流す前にしっかり確認していそうだから」(25.4%)、「分かりやすい・詳しいから」(24.9%)、「情報の出どころが明確なので」(24.5%)などが多かった。
また、将来、新聞に月額いくらまでなら出してもいいかときくと、紙の新聞、オンラインの新聞どちらも、過半数が「お金を出して購読しようと思わない」と回答。紙の新聞の51.8%に対し、オンラインの新聞は69.6%と、オンラインのほうが有料購読の希望が低かった。
有料購読してもよいと答えた人のうち、出してもよい金額は、紙の新聞では「月額1000円くらいまで」、オンラインの新聞では「月額500円まで」が最多だった。「月額100円くらいまで」「月額300円くらいまで」といった、ごく少額しか出したくないという回答もそれぞれ5~6%を占めた。
紙の新聞がもっと読みやすくなるには、「専門用語の解説などの充実」「偏見報道のない、中立的な記事」といった内容に関する意見と、「イラストやカラーで読みやすく」「文字がぎっしり詰まっていない新聞」といったレイアウトに関する意見が寄せられており、コンテンツに関しては、オンライン新聞、企業のオウンドメディアなどにも共通する不満点といえる。
18歳意識調査とは、18歳の若者が何を考え、何を思っているのか、家族や友人、恋人など周囲の人たちとどのような人間関係を築き、社会と向き合おうとしているかを継続的に調べるため、今年10月からスタートした。
第2回のテーマは「新聞」。普段、新聞を「読んでいる」と回答したは約半数の47.5%。新聞を読まない理由としては、「面倒くさい・読む時間がないから」(50.7%)がもっとも多く、「新聞をとっていない・読む習慣がないから」(30.7%)、「高いから・お金がかかるから・金銭的余裕がないから」(28.3%)と続いた。
普段の情報源をきくと、「テレビ番組」が77.6%で最多。ほぼ同率で「ソーシャルメディア」(39.8%)、「ニュースサイト」(36.4%)が並び、「新聞」はソーシャルメディアの半分以下の14.8%だった。
一方、メディアの信頼度としては「テレビ番組」(50.3%)に続き、37.3%で「新聞」は2位に入った。理由としては、「情報が正しいか流す前にしっかり確認していそうだから」(25.4%)、「分かりやすい・詳しいから」(24.9%)、「情報の出どころが明確なので」(24.5%)などが多かった。
また、将来、新聞に月額いくらまでなら出してもいいかときくと、紙の新聞、オンラインの新聞どちらも、過半数が「お金を出して購読しようと思わない」と回答。紙の新聞の51.8%に対し、オンラインの新聞は69.6%と、オンラインのほうが有料購読の希望が低かった。
有料購読してもよいと答えた人のうち、出してもよい金額は、紙の新聞では「月額1000円くらいまで」、オンラインの新聞では「月額500円まで」が最多だった。「月額100円くらいまで」「月額300円くらいまで」といった、ごく少額しか出したくないという回答もそれぞれ5~6%を占めた。
紙の新聞がもっと読みやすくなるには、「専門用語の解説などの充実」「偏見報道のない、中立的な記事」といった内容に関する意見と、「イラストやカラーで読みやすく」「文字がぎっしり詰まっていない新聞」といったレイアウトに関する意見が寄せられており、コンテンツに関しては、オンライン新聞、企業のオウンドメディアなどにも共通する不満点といえる。