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日立、家電・空調の企画からアフターサービスまでを担う新会社を来春発足

経営戦略

2018/10/03 12:00

 日立製作所は10月1日、家電・空調の販売・サービスを行ってきた日立コンシューマ・マーケティングと、家電・空調の設計・製造を行ってきた日立アプライアンスを合併し、2019年4月1日付で新会社を発足すると発表した。

 新会社では、商品企画から設計・製造・営業、アフターサービスまでのバリューチェーンを統合することで、顧客の声をより早く、的確に商品・サービスへ反映し、顧客の生活課題へのソリューションを提供していく。

 日立グループの中で、人々の暮らしに最も近い生活・エコシステム事業を担う会社となり、日立グループのIT、OT、プロダクトと、新会社の商品・サービスとを組み合わせ、新たな生活ソリューションを創出するとともに、同社のデジタル技術を活用したソリューション/サービス/テクノロジーの総称である「Lumada」を活用し、スマートホームやスマートシティなど、新たな事業領域に積極的に取り組む。
 
日立のLumadaの概念図

 また、新会社には日立コンシューマ・マーケティングと日立アプライアンスの多様な人財が集まることになり、約1万1300名(連結)に達する従業員1人ひとりが活躍できる活気あふれる企業風土の実現を目指す。なお、商号は後日発表予定。
 
合併後の状況[2019年4月1日(予定)]