9月21日、首都圏では雨が降りしきるなか、家電量販店、キャリアショップなどでは、Apple史上最大の6.5インチ有機ELディスプレイを搭載した「iPhone XS Max」と、5.8インチ有機ELディスプレイを搭載した「iPhone XS」の販売を開始した。

毎年恒例、ヨドバシ各店舗の在庫・入荷状況をみると……

　ヨドバシカメラは、9月20日からECサイトの「ヨドバシ・ドットコム」で各店舗の在庫状況と、予約分の入荷状況を公開している。発売初日となる9月21日朝8時20分更新分によると、ドコモ版は在庫が厚めに用意されているらしく、「iPhone XS Max」のゴールドとシルバー（64GB/256GB）、スペースグレイ（256GB）は、いずれもステータスは「◎在庫あり」となっていた。auでは「◎在庫あり」はゴールドの256GBだけ、ソフトバンクはすべて「予約受付中」だ。
 
　「iPhone XS」になると、ドコモは、ほとんど「◎在庫あり」という状況。対して、au、ソフトバンクは「◎在庫あり」のカラー・容量はごくわずかだ。14時30分更新分では、ソフトバンクは「iPhone XS Max/XS」とも「予約受付中」に変わり、入荷済み分の予約受付日時は、「9月14日16時1分～9月21日11時」と、キャリアによって差がついている。
 
　新型iPhoneやAndroidスマートフォンの人気機種の発売直後は、店頭在庫がない場合がほとんどなので、「オンライン予約」を利用したほうがスムーズだ。ヨドバシカメラの場合、機種と容量、カラーと受取店舗を選択すると、店舗からの入荷連絡が届く。それを受けて店舗に赴き、契約手続き、商品受け取りという流れになる。

　他の家電量販店でもオンライン予約～購入に至るフローはほとんど同じだが、店舗ごとに細かな在庫状況・予約状況を公開し、頻繁に更新しているとあって、ヨドバシカメラのWebサイト上での予約・入荷状況の開示は、業界やiPhoneファンの注目を集めている。