このほど発表された新型iPhoneの「iPhone XS/XS Max/XR」は、もはや「ゲーミングスマホ」と呼んで差し支えない性能を誇っている。発表会のデモンストレーションでは、アクションゲーム「The Elder Scrolls: Blades」のプレイ動画を公開するなど、高性能をアピールしていた。
チップは、従来の「A11 Bionic」と比べてバッテリー効率と性能が高い「A12 Bionic」を搭載。6コアのCPUは、処理速度が最大15%高速化した二つのコアが負荷の高い演算を請け負い、バッテリー消費量を最大50%減少させた四つのコアが日常的なタスクを引き受ける設計だ。4コアのGPUは、グラフィックス性能が最大50%高速になっている。
この性能を生かせるのが、最近のゲームコンテンツだ。近ごろは、「フォートナイト」「PUBG」など、これまでコンソールやPCで楽しまれていたクオリティのゲームが、スマートフォン(スマホ)でプレイできるようになっている。スマホが高性能化する背景には、コンテンツ自体の高品質化も要因の一つになっていると考えられる。
たとえば、デモで使用した「The Elder Scrolls: Blades」は、ベセスダが提供する一人称視点のアクションゲーム。同シリーズの過去作品「The Elder Scrolls V: Skyrim」は、きれいなグラフィックスが特徴だった。PS4、Xbox360などのコンソールやPCゲームとして親しまれた作品だが、同様のグラフィックスをスマホでも楽しめるよう開発されたのが「Blades」だ。
さらに、iPhoneの発表会ではデモとして複数人が同じARを共有するゲーム「Galaga AR」のデモを公開した。ARアーケードの第一弾としての発表だったが、リリース時期はわかっていない。
エントリーモデルのゲーミングPC並みの価格の最新iPhoneは、性能もコンソールゲームや従来の携帯型ゲーム機並み。ARを用いたアーケードゲームなど、次世代のゲームプラットフォームになり得る可能性を秘めたスマホといえる。(BCN・南雲 亮平)
チップは、従来の「A11 Bionic」と比べてバッテリー効率と性能が高い「A12 Bionic」を搭載。6コアのCPUは、処理速度が最大15%高速化した二つのコアが負荷の高い演算を請け負い、バッテリー消費量を最大50%減少させた四つのコアが日常的なタスクを引き受ける設計だ。4コアのGPUは、グラフィックス性能が最大50%高速になっている。
この性能を生かせるのが、最近のゲームコンテンツだ。近ごろは、「フォートナイト」「PUBG」など、これまでコンソールやPCで楽しまれていたクオリティのゲームが、スマートフォン(スマホ)でプレイできるようになっている。スマホが高性能化する背景には、コンテンツ自体の高品質化も要因の一つになっていると考えられる。
たとえば、デモで使用した「The Elder Scrolls: Blades」は、ベセスダが提供する一人称視点のアクションゲーム。同シリーズの過去作品「The Elder Scrolls V: Skyrim」は、きれいなグラフィックスが特徴だった。PS4、Xbox360などのコンソールやPCゲームとして親しまれた作品だが、同様のグラフィックスをスマホでも楽しめるよう開発されたのが「Blades」だ。
さらに、iPhoneの発表会ではデモとして複数人が同じARを共有するゲーム「Galaga AR」のデモを公開した。ARアーケードの第一弾としての発表だったが、リリース時期はわかっていない。
エントリーモデルのゲーミングPC並みの価格の最新iPhoneは、性能もコンソールゲームや従来の携帯型ゲーム機並み。ARを用いたアーケードゲームなど、次世代のゲームプラットフォームになり得る可能性を秘めたスマホといえる。(BCN・南雲 亮平)