筆者が住むマンションの管理費は月額約1万1000円。そのなかには、警備会社(セコム)のホームセキュリティサービスや日中の有人管理、共有部の清掃、火災報知器の点検費用などが含まれている。
ある時、セコムの戸建て向けホームセキュリティサービスの月額料金を見て驚いた。これでは普及しないのも無理はない。そこで、最新のIoTデバイスを利用し、警備会社が提供するサービスのうち、玄関ドアや窓など、人が出入りする場所の「防犯」対策だけでも自作できないか、少し調べてみた。
いま気になるアイテムの一つは、7月末に先行予約販売を開始した、スマートフォンと連携するIoTホームセキュリティーキット「ORVIBO(オービボ)・ホームセキュリティーキット・プロ」。赤外線暗視対応のネットワークカメラ1台、窓・ドア用センサー2台、スマート人感モーションセンサー1台、センサー類を接続するハブ1台のオールインワンセットで、カメラに挿入したメモリーカードに録画映像を記録するタイプのため、月額費用がかからず、価格も、早期に支援(購入)すれば通常の23%オフで2万4900円からとお手頃。ぜひ一般販売して欲しいところだ。
「Safie」は小売店など、法人向けソリューションが主体だが、個人向けに、HOME向けカメラと組み合わせる、録ったライブ映像と直近7日間の録画映像をいつでもチェックできる「7日録画プラン」を提供中。月額料金はカメラ1台につき税別980円で、さらに別途、税別1万9800円の専用カメラを購入する必要はあるが、警備会社のホームセキュリティサービスよりはるかに安い。やはり万が一を考えると、「クラウド録画サービス+カメラ」のほうが便利かもしれないと悩ましくなってくる。
スマートロックといえば、キュリオの「Qrio Lock」が真っ先に挙げられるだろう。今年7月19日には、機能を強化した第2世代モデル「Q-SL2」が登場。「施錠・解錠操作のレスポンスを極限まで短縮した」といい、「Qrio Lock」を取り付け可能な鍵のタイプを拡大した。インターネット上でも、従来機種より反応速度がよくなった、「ハンズフリー解錠」や「オートロック」が便利、ドアから剥がれにくくなったなど、プラスの口コミが多く見受けられ、一段と実用度が高まったようだ。
今回、紹介したのは、たくさん出回っているIoTを利用したセキュリティ関連のデバイスのごく一部。いずれもスマホと連携し、スマホがコントロールデバイスになっている。ネットワークカメラは、スマホに加え、スマートスピーカーと連携する製品も出てきた。まずは費用対効果の高い防犯から、自宅のIoT化を検討してみては?(BCN・嵯峨野 芙美)
ある時、セコムの戸建て向けホームセキュリティサービスの月額料金を見て驚いた。これでは普及しないのも無理はない。そこで、最新のIoTデバイスを利用し、警備会社が提供するサービスのうち、玄関ドアや窓など、人が出入りする場所の「防犯」対策だけでも自作できないか、少し調べてみた。
見守りカメラ+センサー3台のIoTホームセキュリティーキットが気になる
クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」は、真剣に見ていると、どれもつい欲しくなってしまう魅力がある。いま気になるアイテムの一つは、7月末に先行予約販売を開始した、スマートフォンと連携するIoTホームセキュリティーキット「ORVIBO(オービボ)・ホームセキュリティーキット・プロ」。赤外線暗視対応のネットワークカメラ1台、窓・ドア用センサー2台、スマート人感モーションセンサー1台、センサー類を接続するハブ1台のオールインワンセットで、カメラに挿入したメモリーカードに録画映像を記録するタイプのため、月額費用がかからず、価格も、早期に支援(購入)すれば通常の23%オフで2万4900円からとお手頃。ぜひ一般販売して欲しいところだ。
スマートロックと組み合わせるとさらに安心
別名「見守りカメラ」と呼ばれる、Wi-Fi対応ネットワークカメラは、国内外の大手PC周辺機器メーカーからスタートアップまで、各社が製品化している。それらのなかでも、セーフィーのクラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」が妙に印象に残っている。「Safie」は小売店など、法人向けソリューションが主体だが、個人向けに、HOME向けカメラと組み合わせる、録ったライブ映像と直近7日間の録画映像をいつでもチェックできる「7日録画プラン」を提供中。月額料金はカメラ1台につき税別980円で、さらに別途、税別1万9800円の専用カメラを購入する必要はあるが、警備会社のホームセキュリティサービスよりはるかに安い。やはり万が一を考えると、「クラウド録画サービス+カメラ」のほうが便利かもしれないと悩ましくなってくる。
既存の鍵に追加 便利・安心なスマートロック
鍵を二重ロックにすれば、セキュリティはより強固になる。そこで「スマートロック」の出番だ。スマートロックといえば、キュリオの「Qrio Lock」が真っ先に挙げられるだろう。今年7月19日には、機能を強化した第2世代モデル「Q-SL2」が登場。「施錠・解錠操作のレスポンスを極限まで短縮した」といい、「Qrio Lock」を取り付け可能な鍵のタイプを拡大した。インターネット上でも、従来機種より反応速度がよくなった、「ハンズフリー解錠」や「オートロック」が便利、ドアから剥がれにくくなったなど、プラスの口コミが多く見受けられ、一段と実用度が高まったようだ。
今回、紹介したのは、たくさん出回っているIoTを利用したセキュリティ関連のデバイスのごく一部。いずれもスマホと連携し、スマホがコントロールデバイスになっている。ネットワークカメラは、スマホに加え、スマートスピーカーと連携する製品も出てきた。まずは費用対効果の高い防犯から、自宅のIoT化を検討してみては?(BCN・嵯峨野 芙美)