NECレノボ新社長、「日本とグローバルの架け橋になる」
NECパーソナルコンピュータ(NECPC)とレノボ・ジャパンは7月20日、5月から両社の新社長を務めるデビット・ベネット氏の就任記者会見を開催した。ベネット社長は、レノボのグローバルにおけるスケールと、NECPCが培ってきた高い品質やサービスレベルを融合し、日本で得た知見をレノボのグローバル事業に反映させていく方針を強調した。
ベネット社長は、カナダ・トロント大学大学院修了後、早稲田大学で日本語を習得。2007年、日本AMDに入社し、その後AMDで日本やアジア太平洋市場を担当するバイスプレジデントを務めた。直近ではAMDのシンガポール拠点で勤務し、レノボ担当チームの総責任者の地位にあった。
ベネット社長は、グローバルのPC市場で主導的なポジションにあるレノボと、高品質を求める日本の消費者に支持され続けているNECPCの両ブランドが、一体となって事業を推進するNECレノボ・ジャパングループのユニークさを強調。レノボのスケールメリットを生かしてコスト効率のよいビジネスが展開できる一方、NECPCの米沢工場で得た生産ノウハウをレノボ製品に適用したことで、2017年は初期不良率が前年と比べ30%改善するなど、合弁事業の形態をとっていることが両ブランドにメリットをもたらしていると説明した。
NECブランドの製品では、群馬事業場での24時間製品修理率(修理対象製品の入庫から出荷までが24時間以内)が98%に達しているが、ベネット社長はこのノウハウをレノボ製品にも適用し、国内向けのレノボ製品でも2020年までに同95%を達成したいと述べた。また、NECPCの米沢事業場に「NT&I(New Technology&Innovation)チーム」を設置し、レノボ大和研究所やレノボ本社の開発陣とも連携しながら、グローバルに向けた日本発の次世代製品を開発していく方針を説明した。
ベネット社長は、「グローバルから日本へ“一方通行”のやり方ではなく、NECレノボ・ジャパングループを世界に展開する橋渡しの役割を果たしていきたい」と、日本をよく知るグローバル経営者として努力していく考えを示した。
ベネット社長は、カナダ・トロント大学大学院修了後、早稲田大学で日本語を習得。2007年、日本AMDに入社し、その後AMDで日本やアジア太平洋市場を担当するバイスプレジデントを務めた。直近ではAMDのシンガポール拠点で勤務し、レノボ担当チームの総責任者の地位にあった。
ベネット社長は、グローバルのPC市場で主導的なポジションにあるレノボと、高品質を求める日本の消費者に支持され続けているNECPCの両ブランドが、一体となって事業を推進するNECレノボ・ジャパングループのユニークさを強調。レノボのスケールメリットを生かしてコスト効率のよいビジネスが展開できる一方、NECPCの米沢工場で得た生産ノウハウをレノボ製品に適用したことで、2017年は初期不良率が前年と比べ30%改善するなど、合弁事業の形態をとっていることが両ブランドにメリットをもたらしていると説明した。
NECブランドの製品では、群馬事業場での24時間製品修理率(修理対象製品の入庫から出荷までが24時間以内)が98%に達しているが、ベネット社長はこのノウハウをレノボ製品にも適用し、国内向けのレノボ製品でも2020年までに同95%を達成したいと述べた。また、NECPCの米沢事業場に「NT&I(New Technology&Innovation)チーム」を設置し、レノボ大和研究所やレノボ本社の開発陣とも連携しながら、グローバルに向けた日本発の次世代製品を開発していく方針を説明した。
ベネット社長は、「グローバルから日本へ“一方通行”のやり方ではなく、NECレノボ・ジャパングループを世界に展開する橋渡しの役割を果たしていきたい」と、日本をよく知るグローバル経営者として努力していく考えを示した。