Jリーグ初、横浜F・マリノスがeスポーツリーグに参戦

 横浜F・マリノスは、Jリーグクラブとして初めて、スマホカードバトルゲーム「シャドウバース」のプロeスポーツリーグ「RAGE Shadowverse Pro League」に2018年10月から参戦する。大会の動画を配信するなどして、今までのサッカーに加えて、eスポーツをスポーツとの新たな接点にする狙いだ。

チームカラーはトリコロール

 横浜F・マリノスは、Jリーグ初の知的障がい者サッカーチーム「フトゥーロ」の発足や電動車椅子サッカーの支援など、地域、国籍、性別、年齢、障がいの有無に関わらず、あらゆる人がサッカーを通じてスポーツを楽しめる環境づくりに取り組んできた。

 今回は、コンピュータゲームを使ったスポーツ・競技「eスポーツ」の“だれもが同じフィールドで競える”という特徴を生かし、さらに多くの人々にスポーツと触れ合う機会を創出していくという。

 CyberZとエイベックス・エンタテインメントが運営する「RAGE Shadowverse Pro League」は、18年5月に開幕。試合は国内最大級のeスポーツスタジオ「OPENREC STUDIO」で実施し、「AbemaTV」のウルトラゲームスチャンネルとOPENREC.tvで毎週完全生放送で配信している。

 5月から8月の期間で開催しているファーストシーズンの1位と2位には、総額500万円のインセンティブが授与される。横浜F・マリノスが参戦するのは、9月から12月に実施予定の「2nd season」から。12月には各シーズンの優勝チームがリーグチャンピオンシップで戦い、年間のチャンピオンを決める。