気象庁は6月6日に梅雨入りを発表。関東地方では、翌7日はカラッと晴れたが、いよいよジメジメした梅雨シーズンが到来する。総合空調メーカーのダイキン工業は6月6日、梅雨を乗り切る湿気対策グッズやエアコンと除湿機の上手な使い方を発表した。
まず、お手軽にできる湿気対策グッズとして「防湿シート」や「備長炭」「すのこ」を挙げる。梅雨時はなかなか干せない敷布団やベットパットの下に防湿シートを敷けば、湿気を吸い取って寝苦しさが抑えることができる。
また、炭は無数の小さな穴が湿度を調整する機能を持っている。湿気が多いときは、空気中の水分を吸い込み、乾燥していると吸収した水分を放出するのだ。同じような効果を生む「すのこ」は、押し入れや敷布団の下に置けば、通気性がよくなり、湿気を吸い取る効果があるという。
その際、除湿機は北側に置くといいそうだ。日差しが届きにくい北側は、南側よりも室温が低くなる。温度が低いほど、空気に含む水分量は減るため、余分な水分が結露などとして壁などに現れる。そのため、北側の部屋は相対的に湿度が高めになるのだ。
また、雨で外に洗濯物が干せず、部屋干しをする場合、生乾きの状態をできるだけ短くする必要がある。繁殖した細菌とタンパク質汚れなどが混ざり合うことで、イヤな臭いが発生するからだ。そこで、除湿機をエアコンと対角線上に置き、空気の循環を発生させる。除湿機から出たカラッとした空気を洗濯物にあてて、衣類から出てきた湿気をエアコンや除湿機で回収するというサイクルだ。
直接的に除湿はできないが、気流を起こす手助けをする機器として、ダイキンが5月10日に発売した「アシストサーキュレーター」もある。壁掛けや床置き設置にも対応できる多用途型のサーキュレーターだ。
家電製品と対策グッズをうまく使いこなすことで、ジメジメして不快な梅雨シーズンを快適に過ごそう。
まず、お手軽にできる湿気対策グッズとして「防湿シート」や「備長炭」「すのこ」を挙げる。梅雨時はなかなか干せない敷布団やベットパットの下に防湿シートを敷けば、湿気を吸い取って寝苦しさが抑えることができる。
また、炭は無数の小さな穴が湿度を調整する機能を持っている。湿気が多いときは、空気中の水分を吸い込み、乾燥していると吸収した水分を放出するのだ。同じような効果を生む「すのこ」は、押し入れや敷布団の下に置けば、通気性がよくなり、湿気を吸い取る効果があるという。
除湿機は家の北側に置く
人間が快適に感じるのは温度だけでなく、「湿度」「気流」「輻射」「着衣量」「活動量」の各要素によって変化するという。なかでも湿度が高まると、体感温度も上がるため、湿度コントロールがポイントなる。家電製品では、エアコンの除湿運転や除湿機、除加湿空気清浄機を使って、梅雨には80%にも上昇する湿度を下げることで、快適な空間を確保できる。その際、除湿機は北側に置くといいそうだ。日差しが届きにくい北側は、南側よりも室温が低くなる。温度が低いほど、空気に含む水分量は減るため、余分な水分が結露などとして壁などに現れる。そのため、北側の部屋は相対的に湿度が高めになるのだ。
また、雨で外に洗濯物が干せず、部屋干しをする場合、生乾きの状態をできるだけ短くする必要がある。繁殖した細菌とタンパク質汚れなどが混ざり合うことで、イヤな臭いが発生するからだ。そこで、除湿機をエアコンと対角線上に置き、空気の循環を発生させる。除湿機から出たカラッとした空気を洗濯物にあてて、衣類から出てきた湿気をエアコンや除湿機で回収するというサイクルだ。
直接的に除湿はできないが、気流を起こす手助けをする機器として、ダイキンが5月10日に発売した「アシストサーキュレーター」もある。壁掛けや床置き設置にも対応できる多用途型のサーキュレーターだ。
家電製品と対策グッズをうまく使いこなすことで、ジメジメして不快な梅雨シーズンを快適に過ごそう。