船井電機は5月7日、2018年3月期の連結業績を下方修正し、当期純損益が247億円の赤字(前期は67億円の赤字)に拡大すると発表した。昨年11月6日に発表した174億円の赤字予想から、さらに73億円悪化した。あわせて売上高、営業利益、経常利益のいずれも下方修正した。
売上高では、北米の液晶テレビ市場が第3四半期から減少し、供給過剰になった結果、単価ダウンにつながり減収となった。
営業損失と経常損失では、液晶テレビの売上減少と、価格の下落前に調達した液晶パネルで生産した液晶テレビの在庫が膨らみ、販促費の負担増を招いた。また、液晶パネルの価格が下落した局面で、価格競争力のある製品を供給できず、さらに通期で11億円の為替差損を営業外費用として発生したことも減益要因となった。
売上高では、北米の液晶テレビ市場が第3四半期から減少し、供給過剰になった結果、単価ダウンにつながり減収となった。
営業損失と経常損失では、液晶テレビの売上減少と、価格の下落前に調達した液晶パネルで生産した液晶テレビの在庫が膨らみ、販促費の負担増を招いた。また、液晶パネルの価格が下落した局面で、価格競争力のある製品を供給できず、さらに通期で11億円の為替差損を営業外費用として発生したことも減益要因となった。