ケーズホールディングス(ケーズHD)が5月7日に発表した2018年3月期の連結決算は、売上高が6791億円(前期比3.2%増)の増収、営業利益が307億円(20.1%増)、経常利益が366億円(14.2%増)、当期純利益が227億円(12.7%増)の2ケタ増益となった。増収増益は3期連続。
季節商品のエアコンをはじめとした白物家電が好調に推移。洗濯機は大容量や乾燥機能付きモデルへの買い替えが進み、冷蔵庫は生活スタイルにあった商品の売れ行きが堅調だった。テレビも4K対応機種への買い替えで好調だった。一方、PC・情報機器は低調だった。
営業利益の大幅増は、冷蔵庫、洗濯機、調理家電、エアコンなどで高付加価値商品が売れたことが大きく、売上総利益率(粗利益率)も27.3%(17年3月期)から28.2%(18年3月期)へ、0.9ポイント改善した。
店舗数は、直営店で20店を開設し9店を閉鎖して店舗網の強化・経営の効率化を図った結果、496店(直営店492店、FC店4店)となっている。
19年3月期の見通しは、18年12月開始予定の4K放送や20年の東京五輪に向けてテレビ需要の増加が見込まれ、市場が安定的に回復するとみる。また、安心・安全・健康をキーワードにした高付加価値商品が、引き続き買い替え需要をけん引すると予想する。
一方で、国内政治や海外情勢の不安などが日本経済に下振れの影響を及ぼして先行きは不透明とし、19年3月期の売上高は6950億円(2.3%増)、営業利益は300億円(2.5%減)、経常利益は354億円(3.4%減)、当期純利益は215億円(5.3%減)という増収減益を予想する。
季節商品のエアコンをはじめとした白物家電が好調に推移。洗濯機は大容量や乾燥機能付きモデルへの買い替えが進み、冷蔵庫は生活スタイルにあった商品の売れ行きが堅調だった。テレビも4K対応機種への買い替えで好調だった。一方、PC・情報機器は低調だった。
営業利益の大幅増は、冷蔵庫、洗濯機、調理家電、エアコンなどで高付加価値商品が売れたことが大きく、売上総利益率(粗利益率)も27.3%(17年3月期)から28.2%(18年3月期)へ、0.9ポイント改善した。
店舗数は、直営店で20店を開設し9店を閉鎖して店舗網の強化・経営の効率化を図った結果、496店(直営店492店、FC店4店)となっている。
19年3月期の見通しは、18年12月開始予定の4K放送や20年の東京五輪に向けてテレビ需要の増加が見込まれ、市場が安定的に回復するとみる。また、安心・安全・健康をキーワードにした高付加価値商品が、引き続き買い替え需要をけん引すると予想する。
一方で、国内政治や海外情勢の不安などが日本経済に下振れの影響を及ぼして先行きは不透明とし、19年3月期の売上高は6950億円(2.3%増)、営業利益は300億円(2.5%減)、経常利益は354億円(3.4%減)、当期純利益は215億円(5.3%減)という増収減益を予想する。