東京・池袋のP'PARCOにあるニコニコ本社に、ゲームやアニメのキャラクターと現実の世界で共演できる法人向けスタジオが誕生した。スタジオの運営はドワンゴ。卓上に設置した半透明の有機ELモニタにバーチャルキャラクターを映し出すシンプルな仕組みだが、動作や表情の変化、目線の動きを加えることで現実味を増している。
バーチャルキャラクターの動きと声は、裏に控えるアクターが手や頭に装着したセンサの動きとマイクから拾う声に連動しており、表情はスイッチで切りかえる。例えば、ゲームキャラクターの3Dモデルを持ち込んだ場合。作品で声をあてている声優をアクターとして起用すれば、声だけでなく、動きや表情のあるリアルなゲームキャラクターと共演しながら生放送を配信することができる。
半透明の有機ELパネルの裏にはカメラを設置しており、アクターはキャラクター目線で演じることになる。この「バーチャル機能」の開発に携わったドワンゴ マルチメディア企画開発部先端技術演出開発セクションの岩城進之介氏は、「バーチャルキャラクターと目線が合うコミュニケーション」と表現する。
ニコニコ本社のスタジオ「ニコぶくろスタジオ」は、池袋駅の東西を結ぶウイロードに面しており、誰でも観覧することができる。「モデルデータさえお送りいただければ、当日は演者の身一つでラジオの公開収録のようにリアルゲストや観客とのコミュニケ―ション放送が可能」(岩城氏)。
キャラクターデータは持ち込みのほか、3D投稿サービス「ニコニ立体」を利用できる。利用料金は、平日の利用でバーチャルキャラクターによる生放送番組利用の場合、スタジオ利用料が11時~21時の10時間で12万円、バーチャルシステム利用料が15万円、ニコニコ生放送利用料が15万円で、合計42万円だが、しばらくは特別価格として税別32万円で提供するという。
なお、バーチャルシステムの利用料は、有機ELモニタ、キャラクター操作機材一式、セッティング、オペレーションスタッフ込み。初回特別価格は5万円。ニコニコ生放送利用料には、生放送ディレクター、フロアディレクター、スイッチャ―、配信音声、配信スタッフ、機材管理スタッフ費込み。スタッフの乗り込み有無や放送内容によって利用料は変動する。
バーチャルキャラクターの動きと声は、裏に控えるアクターが手や頭に装着したセンサの動きとマイクから拾う声に連動しており、表情はスイッチで切りかえる。例えば、ゲームキャラクターの3Dモデルを持ち込んだ場合。作品で声をあてている声優をアクターとして起用すれば、声だけでなく、動きや表情のあるリアルなゲームキャラクターと共演しながら生放送を配信することができる。
半透明の有機ELパネルの裏にはカメラを設置しており、アクターはキャラクター目線で演じることになる。この「バーチャル機能」の開発に携わったドワンゴ マルチメディア企画開発部先端技術演出開発セクションの岩城進之介氏は、「バーチャルキャラクターと目線が合うコミュニケーション」と表現する。
ニコニコ本社のスタジオ「ニコぶくろスタジオ」は、池袋駅の東西を結ぶウイロードに面しており、誰でも観覧することができる。「モデルデータさえお送りいただければ、当日は演者の身一つでラジオの公開収録のようにリアルゲストや観客とのコミュニケ―ション放送が可能」(岩城氏)。
キャラクターデータは持ち込みのほか、3D投稿サービス「ニコニ立体」を利用できる。利用料金は、平日の利用でバーチャルキャラクターによる生放送番組利用の場合、スタジオ利用料が11時~21時の10時間で12万円、バーチャルシステム利用料が15万円、ニコニコ生放送利用料が15万円で、合計42万円だが、しばらくは特別価格として税別32万円で提供するという。
なお、バーチャルシステムの利用料は、有機ELモニタ、キャラクター操作機材一式、セッティング、オペレーションスタッフ込み。初回特別価格は5万円。ニコニコ生放送利用料には、生放送ディレクター、フロアディレクター、スイッチャ―、配信音声、配信スタッフ、機材管理スタッフ費込み。スタッフの乗り込み有無や放送内容によって利用料は変動する。