東京電力エナジ―パートナー(東電EP)では、2017年8月から、「家が、家族になる」をコンセプトに、「人と人」、「人とモノ」をつなぐ技術で、家族の絆と安心を深め、快適な居住空間を提供する「TEPCOスマートホーム」のサービスを開始している。東電EPは、電力・ガス自由化以降、電気やガスの新しいプランやサービスを提供しているが、今回ご紹介する「TEPCOスマートホーム」は、エネルギーに関するサービスとは異なる、IoTを活用した新サービスとなる。「TEPCOスマートホーム」のラインナップには、「遠くても安心プラン」と「おうちの安心プラン」の2プランがある。気になるサービスの詳細を、一つずつ見てみよう。
いつでも簡単に離れて暮らす家族の生活ぶりを知ることができる。東電EPとの電気の契約がなくても、沖縄県と離島を除く全国で利用できるサービス。スマートスピーカーの「Google Home」や「Amazon Echo」などにも対応したので、スマホを操作せずに、スピーカーに話しかけるだけでも、離れて暮らす家族の様子を確認することができる。
「遠くても安心プラン」のサービスの仕組み
分電盤に小型の「エネルギーセンサー」を設置して家電の稼働状況を推定する独自のシステムを採用している。エアコンや炊飯器、電子レンジ、ドライヤー、掃除機、テレビなどの電力の波形を検知することで、どの家電がどれだけの時間使われているかを推定できる。センサー設置後、10日ほどのデータを分析することで、お客さまの生活リズムやパターンがつかめるという。
分電盤に取り付けて計測する「エネルギーセンサー」
なによりも、センサーが分電盤に格納されているので、家族はカメラで監視されているような違和感はないし、専用のペンダントを首からぶら下げたりする必要もない。むしろ、センサーを設置したことすら気にならないため、普段通りの生活が送れる。見守られる側の負担が少なくてすむサービスなのだ。
分電盤に取り付けられた「エネルギーセンサー」(左下)
本サービスサイトの閲覧登録は契約者を含めて5人まで可能。別々に暮らす兄弟の家族同士でも、親を一緒に見守ることができる。サービスサイトは、時間帯ごとに使われた家電がアイコンで表示されるので分かりやすい。現在の様子が分かる表示や週ごとのレポートなど、表示方法は自由に切り替えられる。
左から、毎日のレポート、今の様子、1週間のレポート
何か異常を検知した際はお知らせメールが送信される。例えば、普段は就寝しているはずの深夜に頻繁に電子レンジを使っていたり、掃除機の電源が長時間もONになったままだったり、猛暑日にエアコンが使われていないなど、今までにない生活リズムの変化が検知されたときには、離れた家族への連絡を促すメッセージとともに、画面で知らせてくれる。
異常を検知したら連絡を促すように知らせてくれる
新機能では、「Google Home」や「Amazon Echo」などのスマートスピーカーに対応。契約者がスマートスピーカーに「今の様子を教えて」などと声をかけると、「17時40分ごろに電子レンジを使いました」と知らせてくれる。
「遠くても安心プラン」では、18年5月31日15時の申し込み分まで「Google Homeで見守るキャンペーン」を実施中。特典として、「Google Home Mini」プレゼントのほか、月額2980円(税抜)の利用料が5か月間無料になり、その後の7か月間は1980円になる。また、契約事務手数料3000円も無料になる。
「おうちの安心プラン」サービスの仕組み
システムは、家のルータに「スマートホームハブ」を接続し、家族が身につけたIoTデバイスやスマホで家への出入りを検知したり、ドアの開閉や室内の温度などを検知したりして異常を知らせる。
IoTデバイスには、玄関ドア・窓の開閉を検知する「マルチセンサー」や子どものランドセルなどに取り付けられる消しゴム程度の小型の「スマートタグ(4320円/個)」などがある。
東電EP 商品開発室インキュベーションラボグループの小山裕氏は「エンタテインメント性に富んだソニーネットワークコミュニケーションズならではのデザイン性や企画力を生かして、アプリ上の家のアイコンの表情が変化したりするなど、遊び心にもこだわった」と語る。家族皆でアプリを利用する場合、最大7人までの登録が可能で、家族一人ひとりのアイコンも、それぞれ個別に選ぶことができる。
家のアイコンが微笑んだり、ウインクしたり、表情が変化する
スマートタグには呼び出し通知機能があるので、子どもから親の呼び出しができる。また、家族が帰宅したときのメッセージ機能や、伝言板のようなタイムライン形式のメッセージボードも用意している。今後もアプリケーションのサービス内容は拡充する予定で、将来的には「おうちの安心プラン」を家族のコミュニケーションツールの核となるサービスにしたい考え。
帰宅したときのメッセージ機能(左)とメッセージボード(右)
「おうちの安心プラン」では、18年5月7日15時の申し込み分まで「おトクにはじめるキャンペーン」を実施中。月額料金3280円のところを、最初の5か月間は無料、その後の7か月間は1980円になるほか、契約事務手数料の3000円が無料になる。
〔サービス・キャンペーンの詳細、お申込みやお問い合わせについては、東電EPのくらしサポートサービスをご覧ください。〕
くらしサポートサービス詳細はこちら https://www.service.tepco.co.jp/
離れて暮らす家族を見守る「遠くても安心プラン」
実家を出て、親と離れて暮らしている人も多いのではないだろうか。だが、その中で頻繁に親と連絡を取り、近況を確認できている人はそう多くはないだろう。「遠くても安心プラン」は、離れて暮らす家族の家電製品の使用状況を自分のスマートフォン(スマホ)で確認できる見守りサービスだ。いつでも簡単に離れて暮らす家族の生活ぶりを知ることができる。東電EPとの電気の契約がなくても、沖縄県と離島を除く全国で利用できるサービス。スマートスピーカーの「Google Home」や「Amazon Echo」などにも対応したので、スマホを操作せずに、スピーカーに話しかけるだけでも、離れて暮らす家族の様子を確認することができる。
「遠くても安心プラン」のサービスの仕組み
分電盤で家電の使用状況を把握
東電EP 商品開発室インキュベーションラボグループの上吉原瞬課長代理は「お客さまのなかには、離れて暮らす家族のエアコンの運転状況が分かるので、夏場の熱中症を心配しなくてもすむようになったと喜ばれる方もいらっしゃいました」と、顧客満足の高いサービスに自信を示す。分電盤に小型の「エネルギーセンサー」を設置して家電の稼働状況を推定する独自のシステムを採用している。エアコンや炊飯器、電子レンジ、ドライヤー、掃除機、テレビなどの電力の波形を検知することで、どの家電がどれだけの時間使われているかを推定できる。センサー設置後、10日ほどのデータを分析することで、お客さまの生活リズムやパターンがつかめるという。
分電盤に取り付けて計測する「エネルギーセンサー」
なによりも、センサーが分電盤に格納されているので、家族はカメラで監視されているような違和感はないし、専用のペンダントを首からぶら下げたりする必要もない。むしろ、センサーを設置したことすら気にならないため、普段通りの生活が送れる。見守られる側の負担が少なくてすむサービスなのだ。
分電盤に取り付けられた「エネルギーセンサー」(左下)
本サービスサイトの閲覧登録は契約者を含めて5人まで可能。別々に暮らす兄弟の家族同士でも、親を一緒に見守ることができる。サービスサイトは、時間帯ごとに使われた家電がアイコンで表示されるので分かりやすい。現在の様子が分かる表示や週ごとのレポートなど、表示方法は自由に切り替えられる。
左から、毎日のレポート、今の様子、1週間のレポート
何か異常を検知した際はお知らせメールが送信される。例えば、普段は就寝しているはずの深夜に頻繁に電子レンジを使っていたり、掃除機の電源が長時間もONになったままだったり、猛暑日にエアコンが使われていないなど、今までにない生活リズムの変化が検知されたときには、離れた家族への連絡を促すメッセージとともに、画面で知らせてくれる。
異常を検知したら連絡を促すように知らせてくれる
Google Home Miniがもらえる特典も
万が一、連絡がつかなくて心配な時は、訪問確認サービスが年2回まで無料で使える(3回目以降は1万3000円/回)。訪問するのは東電EPと提携するスタッフで、インターホンを押しても反応がなければ建物の外周や窓の開閉、照明の点灯なども確認をする。新機能では、「Google Home」や「Amazon Echo」などのスマートスピーカーに対応。契約者がスマートスピーカーに「今の様子を教えて」などと声をかけると、「17時40分ごろに電子レンジを使いました」と知らせてくれる。
「遠くても安心プラン」では、18年5月31日15時の申し込み分まで「Google Homeで見守るキャンペーン」を実施中。特典として、「Google Home Mini」プレゼントのほか、月額2980円(税抜)の利用料が5か月間無料になり、その後の7か月間は1980円になる。また、契約事務手数料3000円も無料になる。
留守中の自宅の状況を知らせる「おうちの安心プラン」
もうひとつ、子どもの帰宅状況や留守中の家の状況をスマホで知らせてくれる「おうちの安心プラン」も用意している。こちらは、ソニーネットワークコミュニケーションズと技術連携したIoTデバイスを活用した見守りサービスだ。「おうちの安心プラン」サービスの仕組み
システムは、家のルータに「スマートホームハブ」を接続し、家族が身につけたIoTデバイスやスマホで家への出入りを検知したり、ドアの開閉や室内の温度などを検知したりして異常を知らせる。
IoTデバイスには、玄関ドア・窓の開閉を検知する「マルチセンサー」や子どものランドセルなどに取り付けられる消しゴム程度の小型の「スマートタグ(4320円/個)」などがある。
東電EP 商品開発室インキュベーションラボグループの小山裕氏は「エンタテインメント性に富んだソニーネットワークコミュニケーションズならではのデザイン性や企画力を生かして、アプリ上の家のアイコンの表情が変化したりするなど、遊び心にもこだわった」と語る。家族皆でアプリを利用する場合、最大7人までの登録が可能で、家族一人ひとりのアイコンも、それぞれ個別に選ぶことができる。
家のアイコンが微笑んだり、ウインクしたり、表情が変化する
スマートタグには呼び出し通知機能があるので、子どもから親の呼び出しができる。また、家族が帰宅したときのメッセージ機能や、伝言板のようなタイムライン形式のメッセージボードも用意している。今後もアプリケーションのサービス内容は拡充する予定で、将来的には「おうちの安心プラン」を家族のコミュニケーションツールの核となるサービスにしたい考え。
帰宅したときのメッセージ機能(左)とメッセージボード(右)
「おうちの安心プラン」では、18年5月7日15時の申し込み分まで「おトクにはじめるキャンペーン」を実施中。月額料金3280円のところを、最初の5か月間は無料、その後の7か月間は1980円になるほか、契約事務手数料の3000円が無料になる。
〔サービス・キャンペーンの詳細、お申込みやお問い合わせについては、東電EPのくらしサポートサービスをご覧ください。〕
くらしサポートサービス詳細はこちら https://www.service.tepco.co.jp/