前半、第1クオーター(1Q)で先制したのは、富士通。キックオフ14秒で、猪熊星也のキックオフリターンが決まり先制タッチダウン(TD)。トライフォーポイント(TP)も決まり7点。しかし、その3分後、IBMはパスをつなぎ、最後にランニングバック(RB)の高木穣がクオーターバック(QB)のクラフト・ケビンの短いパスを受けタッチダウン、TPも決まり同点。1Qは目まぐるしくサイドチェンジする展開。富士通はIBMに同点にされた数分後、ロングパスでゴール前3ヤードまで迫り、ファーストダウン(FD)でWR強盛にパスしてTD。終了37秒前には、再び富士通がゴール前の短いパスで、WRの福井雄哉につながりTDして突き放した。1Qは、21対7で富士通リードで折り返した。
週刊BCNのFaceにも登場したIBM キッカーの小田倉氏は、途中に絶妙なキックでチームを助けた
1Q終了段階で、IBM陣営には2014年の大敗の悪夢が蘇る。2Q開始から富士通が押し気味も、IBMも負けずディフェンスが踏ん張り、ターンオーバーなどでなんとか自陣を取り返す。1980年後半のオフコン市場を見ているようである。IBMは攻めあぐねる中、敵陣でフィールドゴール(FG)をねらって決まり3点を返した。しかし、その数分後に富士通がQBのコービー・キャメロンの見事なロングパスで、WR中村輝晃クラークがうまく捕球しTDを決め、また、前半終了4分前にも、富士通がIBMからインターセプトしてそのままTDし突き放す。それでも、終了間際にIBMは、FGを決め、前半は、35対13の富士通リード。勢いが富士通のまま終了した
試合をライブで観戦していた方は、なにも面白くないだろうが、続けて、後半の3Qをリポートする。富士通とIBMといえば、IBMはIAサーバーをレノボに売却。一方の富士通はいまもシェアを堅持。富士通とIBMは、ともにパソコン事業を捨てた。行きつく先は、クラウドの雄かオンプレの雄か。空中戦か地上戦か。ハーフタイムには、80年代に活躍したレベッカの歌手NOKKOが登場、ヒット曲「フレンズ」などを披露した。80年代のオンプレの良き時代は去った。新たなテクノロジーで勝負。前へ前へ進め。
週刊BCNのFaceにも登場したIBM キッカーの小田倉氏は、途中に絶妙なキックでチームを助けた
1Q終了段階で、IBM陣営には2014年の大敗の悪夢が蘇る。2Q開始から富士通が押し気味も、IBMも負けずディフェンスが踏ん張り、ターンオーバーなどでなんとか自陣を取り返す。1980年後半のオフコン市場を見ているようである。IBMは攻めあぐねる中、敵陣でフィールドゴール(FG)をねらって決まり3点を返した。しかし、その数分後に富士通がQBのコービー・キャメロンの見事なロングパスで、WR中村輝晃クラークがうまく捕球しTDを決め、また、前半終了4分前にも、富士通がIBMからインターセプトしてそのままTDし突き放す。それでも、終了間際にIBMは、FGを決め、前半は、35対13の富士通リード。勢いが富士通のまま終了した
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外部リンク
- 日本IBM=https://www.ibm.com/jp-ja/
- 富士通=http://www.fujitsu.com/jp/
- 富士通エフサス代表取締役社長 富士通アメリカンフットボール部 富士通フロンティアーズ顧問 濱場正明 組織に求められるのは 助け合い、知恵を出し合える チームづくりだ――第198回(上)=https://www.weeklybcn.com/journal/hitoarite/detail/20171211_159864.html
- 富士通エフサス代表取締役社長 富士通アメリカンフットボール部 富士通フロンティアーズ顧問 濱場正明 組織に求められるのは 助け合い、知恵を出し合える チームづくりだ――第198回(下)=https://www.weeklybcn.com/journal/hitoarite/detail/20171218_159966.html
- 日本IBM システムズハードウェア ストレージセールス 小田倉彦 米国で運命的な出会い=https://www.weeklybcn.com/journal/face/detail/20171208_159863.html