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ヤマダ電機本社を新業態店に改装、「LABI1 LIFE SELECT高崎」がオープン

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2017/12/08 18:20

 「LABI1 LIFE SELECT高崎」は1階だけでなく2階にも高崎駅から直結する3か所の入口がある。こちらでは季節家電、理美容家電・マッサージチェア、洗濯機・照明器具を配置。マッサージチェアはそれぞれパーテーションで区切り、両隣の顧客が気にならない配慮も施している。
 

1階の正面入口前は季節家電を配置。マッサージチェアはパーテーションで区切っている

 業態転換の影響で家電自体のエリアは縮小しているが、そこは展示品のカラバリを減らすことでカバーする。例えば、これまで2色すべてを展示していた冷蔵庫を1色に減らし、他の1色はサイズ違いのモデルで展示。顧客のデメリットにはならないように気を配りつつ、スペースを節約する。
 

カラバリを減らすことでスペースを節約した冷蔵庫コーナー

 3階はエスカレーターを上ってすぐにDVDやBlu-rayソフトコーナーを配置。オーディオコーナーを挟んだ奥にテレビ売り場が並ぶ。フロアの4分の1程度のエリアを占めるテレビ売り場は品数を揃えつつも、通路は広く構えているので、じっくり距離を置いて商品を吟味することができる。
 

エスカレーター側にはソフトコーナー。テレビコーナーは通路が広い

 4階の目玉は大型の遊具があるキッズコーナー。側で保護者が見守れるように机と椅子も設置している。同フロアでは玩具やゲームを販売。なかでもロボットを多く揃えている。また、フロアの奥にはイベントスペース「LABIゲート」があり、休憩やイベントスペースとして利用するという。
 

大型遊具があるキッズコーナー。玩具はロボットが豊富

 家電販売エリアで全体を通して印象的だったのが、大型什器だ。なかの商品展示エリアではノイズを極力減らしてすっきりとさせている分、壁面の什器は情報量がたっぷりだ。
 

売り場のアクセントになっている大型什器

 情報量は多いが、デザインにこだわり、解説パネルや液晶ディスプレイを駆使することで店内全体のトーンからは浮かず、むしろシンプルゆえに単調になりがちな売り場のアクセントになっている。(BCN・大蔵 大輔)

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