5つ星を目指すショッピングモール「プライムツリー赤池」

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2017/11/27 15:00

 セブン&アイ・ホールディングスは11月24日、新たなブランドタウンとして成長を続ける愛知県日進市の赤池駅至近に、大型ショッピングモール「PRIMETREE AKAIKE(プライムツリー赤池)」をオープンした。同グループのショッピングモールは東海地方で初めて。


「PRIMETREE AKAIKE」の外観

 プライムツリー赤池の石渡誠所長は「日常使いもできる居心地がいい施設を多数用意した。従業員の方々にも働いてよかったと思ってもらえるように、社員食堂や休憩室、マッサージルームなどを用意している。地域に誇れる店にしていきたい」とコメントした。

プライムツリー赤池の石渡誠所長

 プライムツリー赤池のテナントには、愛知県初進出や新業態を含む180店舗が入居。セブン&アイグループのイトーヨーカドー赤池店を核テナントに、セブン-イレブンやFrancfranc、アカチャンホンポ、ユニクロ、コジマ×ビックカメラ、無印良品、ムラサキスポーツなど、レストラン、カフェ、食物販、ファッション、生活雑貨、インテリア、サービスと、幅広いカテゴリのテナントが集まった。

 日進市は月単位で人口が伸びていることから、プライムツリー赤池の主なターゲットはファミリー世帯で、商圏は日進市だけでなく、車で10分~15分圏内を想定。年商は250億円、年間の来店者数は900万人を目標にしている。

 施設内には、ココロの人体型ロボット「アクトロイド」を国内商業施設で初めて導入した。ティファナ・ドットコムの人工知能(AI)会話型システム「KIZUNA(絆)」と連携した精度の高い会話や、日本語、英語、中国語、韓国語の4か国語で施設の案内ができる。石渡所長は「ロボットにできることはロボットに任せて、人には人にしかできない仕事をこなすことで、業務の効率化を図る」と説明した。
 

人体型ロボット「アクトロイド」(左)と人工知能(AI)会話型システム「KIZUNA(絆)」

 このほか、人と人が交流するコミュニティの場として、1階には大階段から大型ビジョンを見ることができる「プライムシート&ホール」や、3階には懇親会やセレモニーなどさまざまな使い方ができる「パーティールーム」を用意している。また、感性や知性を育むキッズゾーンを展開し、ターゲット層の来店を促す。
 

プライムシート&ホール
 

子どもと保護者が一緒に遊べる「ボーネルンドあそびのせかい」

 開発が進む注目エリア「日進赤池ヒルズ」の中核となる存在として、洗練された外観デザインと優雅さのある内装、バラエティあふれるラインアップの専門店を擁し、ショッピングモールの「★★★★★(ファイブスター)」を目指す。