ヤマダ電機は11月8日、2018年3月期第2四半期(17年4月-9月)の連結決算を発表した。売上高は前年比102.7%の約7877億円で増収、営業利益は71.3%の約201億8000万円、経常利益は91.1%の253億6000万円、当期純利益は119.5%の約168億円だった。当該期間中に改装に伴う新旧商品の入れ替えや季節品と新規展示定番商品の導入で生じた前年差額の約600億円を処分したため、計画差額で約60億円の売上総利益の減少があった。
2018年3月期第2四半期(17年4月-9月)の連結決算
商品別では、デジタル家電で4Kや有機ELの構成比が増加しているテレビ、生活家電では買い替えが進む冷蔵庫や高機能・高単価化する洗濯機は堅調に推移。エアコンを中心とした季節家電は、大雨が続いた6月や記録的な冷夏だった8月は不調だったが、全国的に気温が高かった7月は好調で、トータルでは堅調だった。また、伸び悩むPCやタブレット端末では、単価上昇も相まって底打ち感がみられた。
拡大を図る新規事業については、業態開発や提携・買収で収益化にドライブをかける。6月に「インテリアリフォームYAMADA 前橋店」、9月に「家電住まいる館YAMADA シーサイドひたちなか店」「家電住まいる館 YAMADA新山下店」を家まるごと提案の新業態店舗としてオープン。
今決算のタイミングに合わせて、トイレや洗面化粧台など住宅設備機の設計からアフターサービスまでを一貫して請け負うアサヒ衛陶との業務提携、リフォームメーカーであるナカヤマの子会社化も発表した。通期の計画値に変更はなく、売上高は前年比102.4%の1兆6010億円、経常利益は126.1%の833億円を維持する。(BCN・大蔵 大輔)
2018年3月期第2四半期(17年4月-9月)の連結決算
商品別では、デジタル家電で4Kや有機ELの構成比が増加しているテレビ、生活家電では買い替えが進む冷蔵庫や高機能・高単価化する洗濯機は堅調に推移。エアコンを中心とした季節家電は、大雨が続いた6月や記録的な冷夏だった8月は不調だったが、全国的に気温が高かった7月は好調で、トータルでは堅調だった。また、伸び悩むPCやタブレット端末では、単価上昇も相まって底打ち感がみられた。
拡大を図る新規事業については、業態開発や提携・買収で収益化にドライブをかける。6月に「インテリアリフォームYAMADA 前橋店」、9月に「家電住まいる館YAMADA シーサイドひたちなか店」「家電住まいる館 YAMADA新山下店」を家まるごと提案の新業態店舗としてオープン。
今決算のタイミングに合わせて、トイレや洗面化粧台など住宅設備機の設計からアフターサービスまでを一貫して請け負うアサヒ衛陶との業務提携、リフォームメーカーであるナカヤマの子会社化も発表した。通期の計画値に変更はなく、売上高は前年比102.4%の1兆6010億円、経常利益は126.1%の833億円を維持する。(BCN・大蔵 大輔)