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富士通のブランドプロミス「shaping tomorrow with you」に込められた想い

特集

2017/10/19 15:00

 情報通信技術で存在感を増す富士通は、顧客やパートナーへの約束として、ブランドプロミス「shaping tomorrow with you」を創業75周年となる2010年に制定した。テレビのCMでもなじみある短い一文に込められたさまざまな想いを、担当者に聞いた。


マーケティング戦略本部ブランド・デザイン戦略統括部の梨美由希統括部長(左)と、
同統括部ブランドコミュニケーション推進部の立見朝子マネージャー

 富士通から発信する情報や提供する製品・サービスが、親しみやすさやチャレンジ精神といった「富士通らしさ」を備えているか否かを確認している、マーケティング戦略本部ブランド・デザイン戦略統括部の梨美由希統括部長は「コーポレートロゴは1989年から変わっていないが、お客様へのメッセージとして、ブランドプロミスは変わっている」と話す。

 現在のコーポレートロゴ「FUJITSU」を使い始めた1989年当初は、今も企業理念に込められている「夢をかたちに」を使用。その後は「THE POSSIBILITIES ARE INFINITE(可能性は無限)」を経て、現在のブランドプロミスになった。
 

現在のブランドプロミス「shaping tomorrow with you」

 富士通が「shaping tomorrow with you」に込めたのは、「お客様とともに豊かな未来を創造する」という想いだ。「shaping tomorrow」では、お客様や社会のより良い明日をICTで具現化するという姿勢を示し、「with you」では、企業理念に貫かれているお客様起点の精神を表している。グループ全体から集まった「お客様とともに成長する」「長期的なパートナーシップを大切にする」「ICTの力で社会の未来を切り拓く」といった声から誕生した。
 

「FUJITSU」ロゴの「F」の先端をベースにした吹き出しのようなデザイン

 こうした想いを広く伝えるため、顧客起点で重要なコンセプトである「顧客との対話」を象徴し、「FUJITSU」ロゴの「F」の文字をベースにデザインしたブランドグラフィックを展開している。2016年3月時点で15万6000人の従業員が働く富士通グループは、一人ひとりがさまざまな領域で「shaping tomorrow with you」を実践し、よりよい未来の創造に挑戦し続けるという。