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「ミニスーファミ」予約初日、ヨドバシアキバにNintendo Switch以上の行列

 1990年に発売した任天堂の家庭用ゲーム機「スーパーファミコン(SFC)」の手のひらサイズの復刻版「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン(ミニスーファミ)」の予約受付が9月16日に一斉にスタートした。当日の東京・秋葉原にある「ヨドバシカメラマルチメディアAkiba(ヨドバシアキバ)」には、早朝6時から200人以上の列ができた。


早朝6時の時点で、ヨドバシカメラマルチメディアAkibaの行列は200人以上にのぼった

 予約は朝9時からだったが、受付開始前に予約可能人数を上回る人が押し寄せ、予約待ちの行列は、JR秋葉原駅の昭和通り口改札側にある店舗入り口から始まり、中央改札側の入り口前、北側の入り口前と、ヨドバシAkibaを半周以上囲み、最終的には店舗に沿って昭和通りまで伸びた。
 

店舗に沿って伸びる行列

 「Nintendo Switch」の供給も安定していないなか、新たな人気商品の出現の対応に追われる家電量販店だが、対策も講じている。16日のヨドバシAkibaでは、並んだ顧客対応のために各階のレジの一部をミニスーファミ予約受付カウンターとして使用。列を区切りながら各所に誘導し、対応した。
 

「ミニスーファミ」のパッケージ

 一方、主要オンラインショップでは、受付開始直後に完売した。なお、同じく秋葉原に店舗を構えるビックカメラは、ミニスーファミの発売日の10月5日に、店頭販売すると告知している。

 任天堂は、2018年も続けてミニスーファミを生産すると発表しており、いわゆる転売需要による販売機会の損失を防ぐ。(BCN・南雲 亮平)