オーディオテクニカのステレオ・カートリッジが売れた理由は
オーディオテクニカの出発点となったステレオ・カートリッジが売れていたのはなぜか。マーケティング本部広報宣伝課の松永貴之マネージャーが理由を教えてくれた。
オーディオテクニカマーケティング本部広報宣伝課の松永貴之マネージャー
オーディオテクニカがステレオ・カートリッジの販売を始めたのは、創業間もない1960年代。当時は外国の製品が主流で、オーディオテクニカの製品は「すぐには売れなかった」(松永氏)という。
オーディオテクニカ最初の製品「AT-1」(左)と、その後発売した「AT-3」(オーディオテクニカ提供)
運命を変えたのは、オーディオ専門雑誌「レコード芸術」だ。製品紹介のコーナーにオーディオテクニカ最初の製品「AT-1」を掲載し、「彗星のごとく現れた」と絶賛した。
そこから人気は急上昇。外国製品に比べて安価でありながら、高性能な点が評価され、世界で大きなシェアを獲得した。同誌の記事は、今でも「救いの神」(松永氏)として語り継がれている。
オーディオテクニカマーケティング本部広報宣伝課の松永貴之マネージャー
オーディオテクニカがステレオ・カートリッジの販売を始めたのは、創業間もない1960年代。当時は外国の製品が主流で、オーディオテクニカの製品は「すぐには売れなかった」(松永氏)という。
オーディオテクニカ最初の製品「AT-1」(左)と、その後発売した「AT-3」(オーディオテクニカ提供)
運命を変えたのは、オーディオ専門雑誌「レコード芸術」だ。製品紹介のコーナーにオーディオテクニカ最初の製品「AT-1」を掲載し、「彗星のごとく現れた」と絶賛した。
そこから人気は急上昇。外国製品に比べて安価でありながら、高性能な点が評価され、世界で大きなシェアを獲得した。同誌の記事は、今でも「救いの神」(松永氏)として語り継がれている。