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<Product History>テスコム プロテクトイオンヘアードライヤー TID2500

売るヒント

2016/11/28 13:00

 テスコムの「プロテクトイオンヘアードライヤー TID2500」は、風の流れを極限まで最適化し、業界トップクラスの大風量を実現したのが特徴だ。製品を開発する上で、どのような苦労や工夫があったのか。開発担当者の「想い」を紹介する。

取材・文/廣瀬 秀平

◇想いを語る人

テスコム 商品開発部 技術開発課 徳重麻呂主任(左)と、商品開発部 商品企画課 平山裕史さん
 

プロテクトイオンヘアードライヤー TID2500

(1)部品からすべて見直し

 2.2m2 / 分の大風量を生み出す「prime system」は、風の流れを極限まで最適化した新構造。吸い込み口から吹き出し口までの構造を約2 年かけて一新した。部品の製作には3D プリンタを使い、ドライヤーの心臓部に当たるプロペラは大小100個以上を試した。
 

(2)回路にもこだわり

 「大風量だけでなく、使いやすさも」。そんな思いから、髪質などに応じて細かく風量が設定できる「無段階ダイヤル」を採用した。風量を変えても温度が一定に保てるのは、風量ごとにヒーターの強さを変えるこだわりの回路を搭載しているからだ。
 

(3)安全面にも配慮

 ドライヤーの故障原因のほとんどを占めるコードの断線を防ぐため、「ラク抜きプラグ」を採用して安全面にも配慮した。つまむだけで簡単にコンセントからプラグを抜くことができるので、コードを無理やり引っ張って断線を招く心配はない。
 

<詳細記事>
・テスコムのドライヤー、開発のヒントは意外な「アレ」
※『BCN RETAIL REVIEW』2016年12月号から転載