楽天、韓国の通販サイト「11STREET」に楽天市場を出店

経営戦略

2016/11/04 11:01

 楽天は、韓国の大手インターネットサービス企業SK planet社が運営する通販サイト「11STREET(イレブンストリート)」に楽天市場の旗艦店を出店した。


11STREET楽天市場旗艦店

 「楽天市場」の出店者の人気商品を、韓国の消費者に向けて販売する。当初は、韓国の消費者に人気が高い、美容品やファッション雑貨、スポーツ用品などを中心に取り扱い、順次、商品ジャンルを拡大していく。

 「11STREET楽天市場旗艦店」への参画店舗に対しては、商品ページの翻訳や制作支援、商品配送サポート、現地での販売促進のコンサルティングやカスタマーサポートなどを行う。これにより参画店舗は、国内の消費者に販売するのと同様の手順で、より手軽に海外販売を行うことができる。

 同社はこれまで、韓国最大級のECサイト「Gmarket」、中国EC大手の「JD.com」「kaola.com」などのECサイトと提携し、旗艦店を出店してきた。今後も「Rakuten Global Market」や海外ECサイトと提携し、出店店舗の海外進出を支援する。