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楽天、スマホ決済アプリ「楽天ペイ」を提供、スマホひとつで実店舗で決済

販売戦略

2016/10/28 16:15

 楽天は10月27日、楽天会員IDでログインすることで、クレジットカードを出さずに、スマートフォンひとつで実店舗で決済できるスマートフォン決済アプリ「楽天ペイ」の提供を開始した。


「楽天ペイ」のウェブサイト

 決済方法は、「楽天ペイ」を利用可能な店舗のスマートフォン/タブレット端末からQRコードを読み取って支払う「QRペイ」と、ユーザーがアプリ上で金額を入力して支払う「セルフペイ」から選択できる。1回あたりの上限金額は10万円。利用時にはLTEやWi-Fiなどの通信ネットワークが必要。

 支払いには、楽天会員IDに登録されたクレジットカードと「楽天スーパーポイント」を組み合わせて利用することが可能で、「楽天ペイ」による支払金額の0.5%分を「楽天スーパーポイント」として貯められる。

 サービス開始を記念し、10月27日から1月6日9時59分までの期間中に、「楽天ペイ」アプリを利用して支払うと、決済金額のうち最大10%分の楽天スーパーポイントをプレゼントするキャンペーンも実施する。

 今回の「楽天ペイ」の提供開始にともない、クレジットカード決済サービス「楽天スマートペイ」加盟店でも、「楽天ペイ」による決済に対応することから、「楽天スマートペイ」は「楽天ペイ(実店舗決済)」に名称を変更する。

 なお、「楽天ペイ(実店舗決済)」は「楽天ペイ」アプリによる決済に加えて、2017年には中国で多く使われる決済サービス「WeChat Pay」と国際クレジットカードブランド「銀聯カード」への対応を予定している。