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<TopVision>グループセブ ブバラ社長、「ハードとソフトの融合で新たな価値生まれる」

インタビュー

2016/09/23 09:30

 日本ではキッチン用品メーカーとして広く知られる「ティファール」は、今年で60周年の節目を迎えた。ティファールをはじめ18のブランドを抱えるグループセブ日本法人のアンドリュー・ブバラ社長に、BCNの道越一郎チーフエグゼクティブアナリストが今後の展開を聞いた。

取材/道越一郎 BCNチーフエグゼクティブアナリスト
文/廣瀬秀平 写真/川嶋久人

・<インタビュー前半>から読む
道越 ティファールとして取り組んでいるなかで、どの部分がこれから広がっていくと考えていますか。
 

インタビューに応じるグループセブ日本法人のアンドリュー・ブバラ社長

ブバラ これからは、ハードウェアとソフトウェアが融合することで、新しい価値が生まれ、今までにないようなことができると思っています。

道越 具体的にはいかがでしょうか。

ブバラ 例えば、料理はおいしいものを作ることが目的です。最近では、フライパンなどのハードだけでなく、アプリや映像といったソフトも使うようになっています。料理のつくり方は、ここ何年かで変わってきていますし、これからもどんどん進化していくでしょう。ユーザーのニーズに合わせて、ハードとソフトをうまく組み合わせることができたらいいなと考えています。

道越 日本の市場で新カテゴリの展開はありますか。

ブバラ ヘアドライヤーなどのパーソナルビューティケア分野は他国で好調ですし、空気清浄機のような製品も昔から開発しています。既存のカテゴリだけでなく、いろいろと展開する可能性はあります。
 
■プロフィール
イエール大学にて学士号を取得、バージニア大学にてMBAを取得。ソニーにて約20年間在籍。ジェネラルマネジメント、ビジネス&サプライチェーンマネジメント、マーケティングなど幅広い業務に従事し、数々の要職を歴任。その後、グーグルにてアジアパシフィック・コンシューマーオペレーションの責任者を経て、2015年7月1日グループセブ ジャパンにマネージング ディレクターとして入社。2015年9月25日付けで代表取締役社長に就任(現任)。

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