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<Special Report>リアルイベントも活用、アマゾンが模索する集客術

オピニオン

2016/08/26 17:30

 「プライムデー」や年末のホリデーシーズンの「サイバーマンデーウィーク」などのセールをネット上で開催するアマゾンは、特定のターゲットが集まるリアルイベントにも参加して、品揃えの豊富さや利便性の高いオンラインショッピングの認知向上に努めている。

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 例えば、7月末に開催された「"コカ・コーラ ゼロ"鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)」では、現地にイベントブースを出展。イベントブースでは、アマゾンで実施した「タイムセール」対象商品の展示や、オートバイ雑誌「MOTO NAVI」とアマゾンによる限定ステッカーのプレゼント、ライダーのサイン入りヘルメットなどが当たる抽選会やゲーム大会を実施。バイクファンにピンポイントで的を絞り、アマゾンのショッピング体験を訴求した。
 

現地に出展したイベントブース

 アマゾンに設けられた鈴鹿8耐の特集ページでは、「MOTO NAVI」のロードレース特集記事を紹介。オンラインショッピング以外にもイベントを楽しめる仕かけになっており、現地を訪問できなかったユーザーもアマゾンを通して、鈴鹿8耐に触れることができた。
 

「鈴鹿8時間耐久ロードレース」の特集ページ

 10月に開催される「東京ファッション・ウィーク」では、すでにアマゾンの「Amazon Fashion」が冠スポンサーとしてイベントを支援することが決定している。今後も、ネット販売の最先端を走るアマゾンのイベント活用から目が離せない。(BCN・大蔵 大輔)