JEMA新会長に志賀重範氏、15年度の白物家電の生産実績は108.8%
日本電機工業会(JEMA)は5月31日、2015年度(15年4月~16年3月)の白物家電の国内生産実績は1兆8302億円(前年度比108.8%)で、2年ぶりの増加になったと発表した。また同日、JEMAの会長交代を発表。第95回定時総会を経て、新会長に東芝の志賀重範代表執行役副社長が就任した。
なお、JEMA統計と日本冷凍空調工業会統計をベースにした15年度の白物家電の国内出荷金額は2兆2475億円(105.7%)だった。
・既報:冷蔵庫など白物家電の2016年4月国内出荷金額、12か月連続でプラス
15年度の白物家電は、冷夏や暖冬などの天候不順があったものの、14年4月の消費増税後の反動減から回復し、省エネ性の高い製品や高付加価値モデルが好調に推移した。2016年度の生産実績の見通しは、16年3月に発表した1兆8667億円(前年度比105.4%)の予想のまま。消費増税の再延期は考慮していない。
志賀会長は「(16年度の見通しは)消費税の引き上げを織り込んだ数字だが、もともと前回の増税時のように大きくなるとみていなかった。省エネ家電や高付加価値製品のニーズが高く、買い替え需要もあるので堅調を維持するものと判断している」と、大きくぶれることはないとの見方を示した。
なお、JEMA統計と日本冷凍空調工業会統計をベースにした15年度の白物家電の国内出荷金額は2兆2475億円(105.7%)だった。
・既報:冷蔵庫など白物家電の2016年4月国内出荷金額、12か月連続でプラス
15年度の白物家電は、冷夏や暖冬などの天候不順があったものの、14年4月の消費増税後の反動減から回復し、省エネ性の高い製品や高付加価値モデルが好調に推移した。2016年度の生産実績の見通しは、16年3月に発表した1兆8667億円(前年度比105.4%)の予想のまま。消費増税の再延期は考慮していない。
志賀会長は「(16年度の見通しは)消費税の引き上げを織り込んだ数字だが、もともと前回の増税時のように大きくなるとみていなかった。省エネ家電や高付加価値製品のニーズが高く、買い替え需要もあるので堅調を維持するものと判断している」と、大きくぶれることはないとの見方を示した。
JEMAの新会長に就任した東芝の志賀重範代表執行役副社長