PCデポ、ソリューションサービス強化で3期連続の最高益
ピーシーデポコーポレーション(PCデポ)は5月10日、2016年3月期の連結決算を発表した。ソリューションサービス販売を強化した結果、営業利益は前年比139.7%の約43億1000万円、経常利益は136.2%の約43億7000万円、当期純利益は147.7%の約28億7000万円といずれも3期連続で過去最高を更新した。
サービス販売のスタッフ確保に伴う人件費の増加で、販管費は107.5%に膨らんだ。ただ、サービス販売が全体の売上に占める割合は、9.2ポイント増の47.6%に上昇し、売上が85.5%にとどまり、厳しい状況が続くパソコン販売とは対照的になった。売上総利益率(粗利率)は、4.4ポイント増の42.77%とさらに高い水準に達した。
17年3月期の見通しでは、売上高は104.3%の540億円、営業利益は114%の49億2000万円、経常利益は114.5%の50億円、純利益は117.5%の33億7000万円と見込んだ。スマートデバイスを便利に使うためのサービス需要が引き続き増加すると予想し、17年4月に「Windows Vista」のサポート終了が決まっていることも踏まえてサービスの強化を継続する。
PCデポの2016年3月期連結決算
サービス販売のスタッフ確保に伴う人件費の増加で、販管費は107.5%に膨らんだ。ただ、サービス販売が全体の売上に占める割合は、9.2ポイント増の47.6%に上昇し、売上が85.5%にとどまり、厳しい状況が続くパソコン販売とは対照的になった。売上総利益率(粗利率)は、4.4ポイント増の42.77%とさらに高い水準に達した。
17年3月期の見通しでは、売上高は104.3%の540億円、営業利益は114%の49億2000万円、経常利益は114.5%の50億円、純利益は117.5%の33億7000万円と見込んだ。スマートデバイスを便利に使うためのサービス需要が引き続き増加すると予想し、17年4月に「Windows Vista」のサポート終了が決まっていることも踏まえてサービスの強化を継続する。