エディオンが5月10日に発表した2016年3月期の連結決算は、売上高は6920億8700万円(前期比100.1%)と前年並みだったものの、営業利益は170億5000万円(158.7%)、経常利益は172億7500万円(155.4%)、当期純利益は60億2200万円(122.2%)と利益面が大幅に改善した。高機能商品を中心にエアコンが健闘したほか、洗濯機やクリーナー、調理家電、理美容・健康器具などの生活家電が伸長し、粗利益率の改善につながった。
16年3月期の粗利益率は28.3%。前期の27.5%から0.8ポイント改善した。販管費率は25.8%で、前期の25.9%と同じ水準を維持したことが功を奏した。
商品別でみた場合、前年からもっとも伸張したのが理美容・健康器具の109.8%。続いてエアコンが107.5%、洗濯機・クリーナーが106.4%と、白物家電がけん引した。注力しているリフォーム事業の住宅設備は100.5%と前年並みだった。
2017年3月期は売上高7100億円(102.6%)、営業利益175億円(102.6%)、経常利益175億円(101.3%)、当期純利益は80億円(132.8%)を見込んでいる。オリンピックイヤーによる4Kテレビなどの映像関連商品の伸長を予測する。(BCN・細田 立圭志)
16年3月期の粗利益率は28.3%。前期の27.5%から0.8ポイント改善した。販管費率は25.8%で、前期の25.9%と同じ水準を維持したことが功を奏した。
商品別でみた場合、前年からもっとも伸張したのが理美容・健康器具の109.8%。続いてエアコンが107.5%、洗濯機・クリーナーが106.4%と、白物家電がけん引した。注力しているリフォーム事業の住宅設備は100.5%と前年並みだった。
2017年3月期は売上高7100億円(102.6%)、営業利益175億円(102.6%)、経常利益175億円(101.3%)、当期純利益は80億円(132.8%)を見込んでいる。オリンピックイヤーによる4Kテレビなどの映像関連商品の伸長を予測する。(BCN・細田 立圭志)