12月1日、ケーブルテレビの4K専門チャンネル「ケーブル4K」が開局した。年内にも1400万世帯で視聴可能になるといい、いよいよ4K放送が身近 になってきた。4Kテレビの販売も好調だ。BCNが集計した11月の実売実績では、液晶テレビに占める4Kテレビの台数構成比が過去最高の18.9%を記 録。10月まで10%台前半で推移していたところから急伸した。販売金額構成比では46.0%と液晶テレビの売り上げのほぼ半分のを4Kで稼ぎだした。 50型以上の大型モデルに絞った4K構成比は、台数で実に68.0%、金額で81.2%と「大型は4Kが当たり前」の状況だ。
パナソニックの4Kテレビは、売れ筋の60型未満の台数構成比が9割以上と大部分を占めている。画面サイズ別のメーカーシェアでも40型台、50型台と もに4割弱のシェアを握っており、おおむね20万円以下の価格帯で強い。一方、シャープは60型以上で20万円台後半のモデルが強く、この市場では4割弱 のシェアを握っている。しかし、60型以上は4Kテレビの2割に満たない市場であることから、4Kテレビ全体ではシェアが伸び悩んでいる。(BCN 道越一郎)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベース(パソコンの場合)で、日本の店頭市場の約4割をカバーしています。
2015年12月1日に開局したケーブル4K。開局記念セレモニーでテープカットを実施した
パナソニックの4Kテレビは、売れ筋の60型未満の台数構成比が9割以上と大部分を占めている。画面サイズ別のメーカーシェアでも40型台、50型台と もに4割弱のシェアを握っており、おおむね20万円以下の価格帯で強い。一方、シャープは60型以上で20万円台後半のモデルが強く、この市場では4割弱 のシェアを握っている。しかし、60型以上は4Kテレビの2割に満たない市場であることから、4Kテレビ全体ではシェアが伸び悩んでいる。(BCN 道越一郎)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベース(パソコンの場合)で、日本の店頭市場の約4割をカバーしています。