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5月なのに夏日が続く! 外出先から自宅エアコンをコントロール

特集

2015/05/28 19:01

 5月としては季節外れの暑さが続く。5月26日には、今年初めて都心で30℃を超える真夏日になった。それ以前から25℃を超える夏日が続いており、暑さにあえいでいる人も多いに違いない。こう暑い日が続くと、冷房をしようとエアコンの稼働率が上がる。そうすると、自宅のエアコンを外出先からコントロールしたい、というニーズも高まってくる。そんなユーザーニーズに応え、ニフティがスマートフォン(スマホ)から宅内の様子を確認できる室内環境見守りサービス「おへやプラス」にエアコン操作機能を追加した。

 ニフティは今年4月7~8日に、インターネット上でユーザーアンケート調査を実施した(有効回答数・387人)。「あったらいいな」と思う家電の機能を聞いたところ、「外出先からエアコンの冷暖房機能をオン・オフできる」機能が42.6%で2位に入った。このうち、ペットを飼っている人に対象を絞り、「留守中のペットに関する心配事」では「夏場や冬の部屋の温度」と答えた人が48.8%に上り、心配ごとの中でトップに挙がった。


 「エアコンを外出先から操作したいと思ったことがある」人を対象に、その理由を質問したところ「夏場、部屋に熱がこもっているから」と回答した人が84%を占めた。


 アンケート結果によると、留守番をしているペットの健康状態が心配であり、帰宅時に快適な状態にある自宅に帰りたい、など理由で、外出先からエアコンのオン・オフをコントロールしたい人が多いことがわかった。


 ニフティが提供している「おへやプラス」は、部屋の温度や湿度を専用のスマホアプリから簡単に確認できるサービスだ。あらかじめ設定した温度になると、スマホに通知する機能を備え、例えば、離れて暮らす年老いた両親の自宅に装置を導入し、「両親を見守る」用途での利用も想定している。宅内に設置する装置は、通信アダプタの「サービスアダプター」と温湿度センサーを備えるグラモ社の「iRemocon Wi-Fi」のたった二つだけだ。

通信アダプタの「サービスアダプター」(左)と温湿度センサー「iRemocon Wi-Fi」(右)

 この「おへやプラス」に4月15日には、エアコン操作機能を追加した。専用アプリにエアコンを登録するだけで、スマホから運転開始・停止、温度設定ができるようになった。主要メーカーのエアコン情報はプリセットされているため、メーカー名を選択するだけで、宅内のエアコンを操作できるので簡単だ。

部屋の温度/湿度を確認したり、オン/オフ、温度調整ができる

 「おへやプラス」の利用料金は月額税抜き980円。「おへやプラス」の利用には、ニフティのVPNサービス「スマートサーブ」の利用が含まれている。すでに「スマートサーブ」を利用しているユーザーは、月額税抜き680円で利用できる。いずれも、初月は無料だ。最低利用期間は24か月。専用アプリは、iOS 7以降/iPhone 5以降、Android 4.1.1以上で利用できる。