セット利用でおトク! 「iPad Air 2/iPad mini 3」セルラーモデルのキャンペーンまとめ
10月24日、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルは、iPadの最新モデル「iPad Air 2」「iPad mini 3」のWi-Fi + Cellularモデル(セルラーモデル)を発売した。移動中や外出先で頻繁に使うなら、無線LANだけのWi-Fiモデルより、単体でデータ通信できるセルラーモデルのほうが便利だ。ここでは、これまでのセルラーモデルユーザーはもちろん、Wi-Fiモデルユーザーも利用できる「下取り」を含めて、各社の主なiPad向けキャンペーン・割引についてまとめた。
auは、iPad単独契約の基本プランに加え、スマートフォンとセットで利用すると、通常より料金を割り引く「スマホセット割」を用意する。「スマホセット割」は、最大2年間、iPadを基本使用料0円から使える「ゼロスタート定額」も選択でき、基本的にはWi-Fi利用で、データ通信をたまにしか利用しない場合は、これがオススメだ。さらに、iPhone/iPadの間でデータ容量をシェアできる「データシェア」サービスの開始に先立って、「はじまる!データシェアキャンペーン」などを実施している。
ソフトバンクも、通常のiPad単独契約プランに加え、スマートフォンとのセット割引を用意。新料金プラン向けに、最大1年間、iPadを無料で使える「iPadセット割」、従来プラン向けに「タブレットセット割」、最大2年間、iPadを基本使用料0円から使える「スマホまとめて割」などを提供している。
「iPadセット割」は、新料金プラン「スマ放題」と、親回線となるスマートフォンなどとiPadの間でデータ容量を分け合うことができる「タブレット・ルーターセット」に加入して、スマートフォン・従来型携帯電話(ケータイ)と、新規契約・機種変更で購入した対象のiPadをセットで利用すると、最大1年間、通常は合計月2500円かかるiPadセルラーモデルを0円または月1500円で使用できるというもの。親回線の種別(スマートフォン/ケータイ)と親回線で加入している「データ定額パック」の容量に応じて、親回線の通信料金から月1080円または2700円割り引き、子回線のiPadの通信料金はゼロになる。特徴は、「通信料金ゼロ」と、ケータイでも適用されること。ケータイとiPadの組み合わせで使うことを想定し、スマートフォンだけではなく、ケータイも対象に含めた、3キャリア中、唯一のキャンペーンだ。
ドコモは、10月23日現在、スマートフォンとのセット割引を用意していない。ただ、現行の料金プラン(新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」)では、スマートフォン・ケータイを親回線、iPadを子回線としてセットで利用し、親回線で契約しているデータ容量を分け合うことができるので、他社同様、セットで利用するメリットはある。各キャリアとも、iPad単独でも、スマートフォンとのセットでも利用でき、たいていの場合、セットで利用したほうがiPad側の通信料金は安くなる。
続いて、下取りキャンペーンをみていこう。ドコモは、「iPad Air 2」「iPad mini 3」の発売に合わせて、不要になった手持ちのiPadを下取り、端末代から最大2万1600円を割り引く「iPad下取りプログラム」を新設した。下取り額は機種・容量と状態によって変わり、Wi-Fiモデルに加えて、3キャリア中唯一、他社のセルラーモデルも下取りする。
auは、実施中の「下取りプログラム」に、10月24日に「iPad Air」と「iPad mini 2(旧名称iPad mini Retinaディスプレイモデル)」を追加した。下取り価格(ポイント)は最大2万2000円相当で、タイプ(セルラーモデル/Wi-Fiモデル)・容量ごとに細かく設定。新規契約時は本体価格から割り引き、機種変更時は1ポイント1円相当として利用できる「WALLET ポイント」として還元する。自社以外のセルラーモデルは対象外。下取り対象機種がWi-Fiモデルの場合は、新規契約となるため、本体価格からの割引になる。
ソフトバンクも、同じく10月24日、下取り機種に応じて、毎月の通信料金から24回の分割で割り引く「タブレット下取り割」の下取り対象機種に、「iPad Air」と「iPad mini 2」を追加した。下取りによる割引額は最大2万2800円で、タイプ(セルラーモデル/Wi-Fiモデル)ごとに設定し、自社以外のセルラーモデルは対象外。なお、他社とは違い、容量によって下取り額に差を設けていない。
一見、横並びのようにみえるが、下取り額や割引の方法などはキャリアによって異なる。ただし各社とも、セルラーモデルに加えてWi-Fiモデルも下取り対象機種に含めていることから、すでにWi-Fiモデルを使用してiPadのよさを知っているユーザーをターゲットにしていることがわかる。
ここで紹介したようなセット割引・キャンペーンは、契約数を増やすために、スマートフォンと通信機能つきタブレット端末の「2台もち」を普及させるためだろう。とはいえ、費用面でおトクなことは間違いない。利用中のセルラーモデルの買替え(機種変更)はもちろん、Wi-Fiモデルからセルラーモデルへの買替えを検討しているなら、こうしたキャリアの下取りサービスの活用を検討したい。
大きく進化した「iPad Air 2」(右)と「iPad mini 3」。
セルラーモデルは、「iPhone 6/6 Plus」同様、対応するLTE周波数帯が増えた
セルラーモデルは、「iPhone 6/6 Plus」同様、対応するLTE周波数帯が増えた
au・ソフトバンクユーザーはスマートフォンとのセット割引に注目!
auは、iPad単独契約の基本プランに加え、スマートフォンとセットで利用すると、通常より料金を割り引く「スマホセット割」を用意する。「スマホセット割」は、最大2年間、iPadを基本使用料0円から使える「ゼロスタート定額」も選択でき、基本的にはWi-Fi利用で、データ通信をたまにしか利用しない場合は、これがオススメだ。さらに、iPhone/iPadの間でデータ容量をシェアできる「データシェア」サービスの開始に先立って、「はじまる!データシェアキャンペーン」などを実施している。
ソフトバンクも、通常のiPad単独契約プランに加え、スマートフォンとのセット割引を用意。新料金プラン向けに、最大1年間、iPadを無料で使える「iPadセット割」、従来プラン向けに「タブレットセット割」、最大2年間、iPadを基本使用料0円から使える「スマホまとめて割」などを提供している。
「iPadセット割」は、新料金プラン「スマ放題」と、親回線となるスマートフォンなどとiPadの間でデータ容量を分け合うことができる「タブレット・ルーターセット」に加入して、スマートフォン・従来型携帯電話(ケータイ)と、新規契約・機種変更で購入した対象のiPadをセットで利用すると、最大1年間、通常は合計月2500円かかるiPadセルラーモデルを0円または月1500円で使用できるというもの。親回線の種別(スマートフォン/ケータイ)と親回線で加入している「データ定額パック」の容量に応じて、親回線の通信料金から月1080円または2700円割り引き、子回線のiPadの通信料金はゼロになる。特徴は、「通信料金ゼロ」と、ケータイでも適用されること。ケータイとiPadの組み合わせで使うことを想定し、スマートフォンだけではなく、ケータイも対象に含めた、3キャリア中、唯一のキャンペーンだ。
ドコモは、10月23日現在、スマートフォンとのセット割引を用意していない。ただ、現行の料金プラン(新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」)では、スマートフォン・ケータイを親回線、iPadを子回線としてセットで利用し、親回線で契約しているデータ容量を分け合うことができるので、他社同様、セットで利用するメリットはある。各キャリアとも、iPad単独でも、スマートフォンとのセットでも利用でき、たいていの場合、セットで利用したほうがiPad側の通信料金は安くなる。
キャリア | ドコモ | au | ソフトバンクモバイル |
スマ―トフォンとのセット割引 (新料金プラン向け) |
なし | スマホセット割(通常/ゼロスタート割) | iPadセット割 |
スマ―トフォンとのセット割引 (従来の料金プラン向け) |
タブレットセット割、スマホまとめて割 | ||
キャンペーン | データプラン得得キャンペーン、iPadボーナスパケットキャンペーン | はじまる!データシェアキャンペーン | iPadデータ増量キャンペーン |
横並びにみえて少しずつ異なる各キャリアの下取り
続いて、下取りキャンペーンをみていこう。ドコモは、「iPad Air 2」「iPad mini 3」の発売に合わせて、不要になった手持ちのiPadを下取り、端末代から最大2万1600円を割り引く「iPad下取りプログラム」を新設した。下取り額は機種・容量と状態によって変わり、Wi-Fiモデルに加えて、3キャリア中唯一、他社のセルラーモデルも下取りする。
auは、実施中の「下取りプログラム」に、10月24日に「iPad Air」と「iPad mini 2(旧名称iPad mini Retinaディスプレイモデル)」を追加した。下取り価格(ポイント)は最大2万2000円相当で、タイプ(セルラーモデル/Wi-Fiモデル)・容量ごとに細かく設定。新規契約時は本体価格から割り引き、機種変更時は1ポイント1円相当として利用できる「WALLET ポイント」として還元する。自社以外のセルラーモデルは対象外。下取り対象機種がWi-Fiモデルの場合は、新規契約となるため、本体価格からの割引になる。
ソフトバンクも、同じく10月24日、下取り機種に応じて、毎月の通信料金から24回の分割で割り引く「タブレット下取り割」の下取り対象機種に、「iPad Air」と「iPad mini 2」を追加した。下取りによる割引額は最大2万2800円で、タイプ(セルラーモデル/Wi-Fiモデル)ごとに設定し、自社以外のセルラーモデルは対象外。なお、他社とは違い、容量によって下取り額に差を設けていない。
一見、横並びのようにみえるが、下取り額や割引の方法などはキャリアによって異なる。ただし各社とも、セルラーモデルに加えてWi-Fiモデルも下取り対象機種に含めていることから、すでにWi-Fiモデルを使用してiPadのよさを知っているユーザーをターゲットにしていることがわかる。
キャリア | ドコモ | au | ソフトバンクモバイル |
名称 | iPad下取りプログラム | 下取りプログラム | タブレット下取り割 |
最大下取り額 | 最大2万1600円(良品) | 最大2万2000円相当 | 最大2万2800円(950円×24回) |
下取り対象機種 | Wi-Fi + Cellularモデル(すべて)、 Wi-Fiモデル ※タイプ問わず同額 |
Wi-Fi + Cellularモデル(自社)、 Wi-Fiモデル |
Wi-Fi + Cellularモデル(自社)、 Wi-Fiモデル |
割引方法 | 端末代割引・ドコモポイント | 端末代割引(新規契約)・WALLET ポイント(機種変更) | 通信料金からの分割割引・Tポイント |
URL | URL | URL | URL |
ここで紹介したようなセット割引・キャンペーンは、契約数を増やすために、スマートフォンと通信機能つきタブレット端末の「2台もち」を普及させるためだろう。とはいえ、費用面でおトクなことは間違いない。利用中のセルラーモデルの買替え(機種変更)はもちろん、Wi-Fiモデルからセルラーモデルへの買替えを検討しているなら、こうしたキャリアの下取りサービスの活用を検討したい。