ワイモバイルから登場した人気の「STREAM」シリーズ最新スマートフォン
ついに全貌が明らかになったワイモバイル。ヤフーのサービスが快適に使える端末やお得な料金プランなど、先行する通信サービスにはない魅力がある。満を持して発売した第一弾スマートフォンのなかでも、人気シリーズの最新機種「STREAM S」は、期待の大きいモデルだ。
「STREAM X」は、ワイモバイルの前身である旧イー・モバイルと旧ウィルコムのスマ―トフォンの中で、2013年の年間販売台数1位に輝いたファーウェイ製のロングセラーモデルだ。2013年3月の発売以来、10月まで8か月連続で1位となり、その後も2014年6月まで3位以内をキープ。直近の6月は、シェア14.3%で3位だった。
最新モデル「STREAM S」は、「STREAM X」と同じく、ファーウェイが手掛けた。既存の「STREAM」シリーズユーザーからの期待も大きく、ワイモバイルの最新スマートフォンのなかで、特に人気を集めそうだ。
「STREAM S」を手にとってまず目を引くのが、ボディの薄さ。本体はわずか厚さ約6.8mmで、スリムに進化した。ディスプレイは前モデルと同じ4.7インチサイズながらも、手に持つとしっくりとホールドでき、ひとまわりコンパクトになった印象だ。重さは110gで、ディスプレイサイズから受ける印象に比べて非常に軽く、女性でも操作しやすそうにみえる。
本体は「デュアルCフレーム」という新設計を採用。厚さわずか約6.8mm、重さたった約110gながらも、安心して使える堅牢性を備える。カラーバリエーションは、定番のホワイトとブラックに加え、待望のピンクが登場。前モデル以上に、幅広いユーザーから支持を集めそうだ。
スリムなボディながら、基本性能やインターフェースは充実。CPUにクアッドコア1.6GHz、RAM2.0GBを搭載し、タッチ操作はとてもスムーズだ。内蔵ストレージは8GBで、32GBまでのmicroSDカード外付けに対応。サイドにあるホールには付属の専用ピンを収納でき、これでSIMの取り出しや装着も簡単にできる。防水機能こそ備えていないが、性能はミドルクラスというよりもハイスペックに近い。
基本的な性能の高さ、スタイリッシュなデザインと並んで、機能面で「STREAM S」の特徴になるポイントがカメラ機能だ。特に、海外発の撮影トレンドとして、昨年、ブレークした「Selfie(セルフィ)」に最適化したカメラ機能が目を引く。「Selfie」とは、日本語で「自分撮り」のこと。カメラを撮影者自身に向けて「Selfie」で撮影し、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に撮影した写真アップすることが、海外のセレブリティの間で、昨年、ブームになった。
「STREAM S」のインカメラは有効画素数が500万画素と高性能。高精細な写真を残すことができる。さらに、女性にはうれしい「ビューティモード」などのエフェクトを備えていて、簡単な操作でハイクオリティな自分撮りをすることができる。いわば、自分撮りの機能を強化した「Selfie」向けのスマートフォンなのだ。
一方、背面のメインカメラの有効画素数は800万画素で、より高精細でクリアな写真撮影が可能だ。こちらは被写体に寄った撮影が得意で、4cmまでのマクロ撮影に対応。感動をありのままに伝える写真を、SNSにアップして盛り上がることができる。カメラ機能はディスプレイのロック画面からワンタッチで起動することができ、シームレスに活用できる。
Android 4.4をベースにしたオリジナルのインターフェース「Emotion UI」を備え、直感的に使える操作のわかりやすさも「STREAM S」の特徴の一つだ。Android端末にありがちな、ダウンロードしたアプリなどが「行方不明」になったり、アプリやウィジェットのデータ連携やプライバシー設定に迷ったりすることが少ない。これまでのAndroidスマートフォンに比べて直感的に使え、アプリの設定を手軽にカスタマイズすることができる。
独自のウィジェットで、テザリング機能もワンタッチ操作でき、シンプルな操作性を追求している点に好感が持てる。これなら、スマートフォンを初めて使うガラケー世代にも使いやすいはずだ。
「STREAM S」は、「Y!アプリ」がプリインストールされ、わずかな設定でヤフーが提供している暮らしに便利な各種サービスと連携する。そしてなにより、「Y!mobile」が提供するコストパフォーマンスにすぐれた魅力的な料金プランも見逃せない。こうした魅力が凝縮された「STREAM S」は、インターネットが生み出す楽しさや便利さをみんなの手元に届ける、簡単に使えるというコンセプトがストレートに体感できる一台といえる。(フリーライター・石川貢士)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベース(パソコンの場合)で、日本の店頭市場の約4割をカバーしています。
Y!mobileから登場した人気シリーズの最新スマートフォン「STREAM S」
キャリア別で販売台数シェア1位の「STREAM X」の後継機
「STREAM X」は、ワイモバイルの前身である旧イー・モバイルと旧ウィルコムのスマ―トフォンの中で、2013年の年間販売台数1位に輝いたファーウェイ製のロングセラーモデルだ。2013年3月の発売以来、10月まで8か月連続で1位となり、その後も2014年6月まで3位以内をキープ。直近の6月は、シェア14.3%で3位だった。
順位 | キャリア | メーカー | 品名 | 型番 | 発売年月 | 販売台数 シェア (%) |
1 | ウィルコム | シャープ | AQUOS PHONE es | WX04SH | 2013/09 | 43.8 |
2 | イー・モバイル | LGエレクトロニクス | Nexus 5 EM01L | EM01L | 2013/11 | 33.7 |
3 | イー・モバイル | Huawei Technologies | STREAM X | GL07S | 2013/03 | 14.3 |
4 | ウィルコム | 京セラ | DIGNO DUAL 2 | WX10K | 2013/07 | 7.3 |
5 | ウィルコム | シャープ | AQUOS PHONE ef WX05SH | WX05SH | 2014/03 | 0.6 |
※イー・モバイル(携帯電話)とウィルコム(PHS)のスマ―トフォンに限って集計
「BCNランキング」2014年6月 月次<最大パネル>
最新モデル「STREAM S」は、「STREAM X」と同じく、ファーウェイが手掛けた。既存の「STREAM」シリーズユーザーからの期待も大きく、ワイモバイルの最新スマートフォンのなかで、特に人気を集めそうだ。
よりスリムなデザインに一新! 薄型・軽量で操作しやすい「STREAM S」
「STREAM S」を手にとってまず目を引くのが、ボディの薄さ。本体はわずか厚さ約6.8mmで、スリムに進化した。ディスプレイは前モデルと同じ4.7インチサイズながらも、手に持つとしっくりとホールドでき、ひとまわりコンパクトになった印象だ。重さは110gで、ディスプレイサイズから受ける印象に比べて非常に軽く、女性でも操作しやすそうにみえる。
本体は「デュアルCフレーム」という新設計を採用。厚さわずか約6.8mm、重さたった約110gながらも、安心して使える堅牢性を備える。カラーバリエーションは、定番のホワイトとブラックに加え、待望のピンクが登場。前モデル以上に、幅広いユーザーから支持を集めそうだ。
スリムなボディながら、基本性能やインターフェースは充実。CPUにクアッドコア1.6GHz、RAM2.0GBを搭載し、タッチ操作はとてもスムーズだ。内蔵ストレージは8GBで、32GBまでのmicroSDカード外付けに対応。サイドにあるホールには付属の専用ピンを収納でき、これでSIMの取り出しや装着も簡単にできる。防水機能こそ備えていないが、性能はミドルクラスというよりもハイスペックに近い。
デザイン的なアクセントもなっているイジェクトピンで、microSDカードやSIMスロットを開閉することができる
新しいコミュニケーションのスタイル「Selfie」を存分に楽しめる撮影機能
基本的な性能の高さ、スタイリッシュなデザインと並んで、機能面で「STREAM S」の特徴になるポイントがカメラ機能だ。特に、海外発の撮影トレンドとして、昨年、ブレークした「Selfie(セルフィ)」に最適化したカメラ機能が目を引く。「Selfie」とは、日本語で「自分撮り」のこと。カメラを撮影者自身に向けて「Selfie」で撮影し、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に撮影した写真アップすることが、海外のセレブリティの間で、昨年、ブームになった。
「Selfie」を楽しもう。ビューティモードでは「ビューティレベル」を調整することで、肌感を滑らかに表現することができる
「STREAM S」のインカメラは有効画素数が500万画素と高性能。高精細な写真を残すことができる。さらに、女性にはうれしい「ビューティモード」などのエフェクトを備えていて、簡単な操作でハイクオリティな自分撮りをすることができる。いわば、自分撮りの機能を強化した「Selfie」向けのスマートフォンなのだ。
一方、背面のメインカメラの有効画素数は800万画素で、より高精細でクリアな写真撮影が可能だ。こちらは被写体に寄った撮影が得意で、4cmまでのマクロ撮影に対応。感動をありのままに伝える写真を、SNSにアップして盛り上がることができる。カメラ機能はディスプレイのロック画面からワンタッチで起動することができ、シームレスに活用できる。
メインカメラは4cmマクロ撮影に対応
使いやすいインターフェースとヤフーのサービス連携
Android 4.4をベースにしたオリジナルのインターフェース「Emotion UI」を備え、直感的に使える操作のわかりやすさも「STREAM S」の特徴の一つだ。Android端末にありがちな、ダウンロードしたアプリなどが「行方不明」になったり、アプリやウィジェットのデータ連携やプライバシー設定に迷ったりすることが少ない。これまでのAndroidスマートフォンに比べて直感的に使え、アプリの設定を手軽にカスタマイズすることができる。
直感的に使えるオリジナルインターフェース「Emotion UI」
独自のウィジェットで、テザリング機能もワンタッチ操作でき、シンプルな操作性を追求している点に好感が持てる。これなら、スマートフォンを初めて使うガラケー世代にも使いやすいはずだ。
「STREAM S」は、「Y!アプリ」がプリインストールされ、わずかな設定でヤフーが提供している暮らしに便利な各種サービスと連携する。そしてなにより、「Y!mobile」が提供するコストパフォーマンスにすぐれた魅力的な料金プランも見逃せない。こうした魅力が凝縮された「STREAM S」は、インターネットが生み出す楽しさや便利さをみんなの手元に届ける、簡単に使えるというコンセプトがストレートに体感できる一台といえる。(フリーライター・石川貢士)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベース(パソコンの場合)で、日本の店頭市場の約4割をカバーしています。